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米株式:「ギリシャ債務協議、米国雇用統計への警戒感から上げ渋る展開か」

2015/6/3 19:29 FISCO
*19:29JST 米株式:「ギリシャ債務協議、米国雇用統計への警戒感から上げ渋る展開か」 3日のニューヨーク株式市場は、ギリシャの債務協議や米国の雇用関連指標、米地区連銀経済報告(ベージュブック)などへの警戒感から上げ渋る展開が予想される。 2日のNY市場は下落。ギリシャ債務問題で国際債権団が同国政府への「最後通告」となる合意文書の起草を開始したことが報じられ、先行き懸念から売りが先行。その後は、5月ユーロ圏消費者物価指数の上昇を受け、為替相場でドル安が進んだほかNY原油先物相場が年初来高値の水準まで上昇したことが好感され、株式相場全体も一時上昇に転じたものの、引けにかけて再び売りに押された。 ダウ平均は28.43ドル安の18011.94、ナスダックは6.41ポイント安の5076.52。 グローベックスの米株先物は小じっかりに推移している。ISM非製造業景気指数(5月)、地区連銀経済報告(ベージュブック)、MBA住宅ローン申請指数(先週)、ADP全米雇用報告(5月)が控えている。ADPの結果次第では週末の雇用統計に対する警戒感が強まりやすいだろう。 また、次回の連邦公開市場委員会(FOMC)での米国の景況感の判断材料となるベージュブックへの関心も高いだろう。大半の地区で景気拡大続くとの見方となれば、市場はいったん好感しようが、利上げ時期が早まるとの見方につながる可能性が大きい。ギリシャの債務問題の行方を見極めたいとのムードもあり、こう着感が強まりそうだ。 《MY》