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欧米為替見通し:米国5月の雇用関連指標と米地区連銀経済報告に要注目

2015/6/3 17:30 FISCO
*17:30JST 欧米為替見通し:米国5月の雇用関連指標と米地区連銀経済報告に要注目 本日3日の欧米市場のドル・円は、国際債権団のギリシャ政府への「最後通牒」が合意されるか否かを見極めながら、米国の5月の雇用統計を見極める意味で、5月のADP雇用統計やISM非製造業雇用指数に注目する展開となる。 5日に発表される米国5月の雇用統計(予想:失業率5.4%、非農業部門雇用者数:前月比+22.7万人)を見極める意味で、米国5月のADP雇用統計、そしてISM非製造業雇用指数に注目することになる。雇用関連指標が悪化していた場合は、ドル・円はやや弱含み、予想通りならば、雇用統計への期待感が高まることで下げ渋る展開が予想される。 また、16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)での米国の景況感の判断材料となる「米地区連銀経済報告(ベージュブック)」では、直近5月の米国の景況感や雇用情勢などを見極めることになる。 国際債権団は、ギリシャ政府に対して最後通牒を突きつける模様だが、市場では、5日の国際通貨基金(IMF)への債務返済を控えて、ギリシャ政府が妥協するとの見方が強まっている。 リスクシナリオは、ギリシャ政府が最後通牒を拒絶した場合となり、ユーロ反落の可能性が高まることになる。 さらに、欧州中央銀行定例理事会での資産購入の前倒し増額に関する協議やドラギ欧州中銀総裁の会見内容、ユーロ高牽制発言にも要注目となる。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00 ユーロ圏・5月サービス業PMI改定値(予想:53.3、速報値:53.3) ・17:30 英・5月サービス業PMI(予想:59.2、4月:59.5) ・18:00 ユーロ圏・4月失業率(予想:11.2%、3月:11.3%) ・18:00 ユーロ圏・4月小売売上高(前月比予想:+0.6%、3月:-0.8%) ・20:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-1.6%) ・20:45 欧州中央銀行(ECB)が金融政策発表 ・21:15 米・5月ADP雇用統計(予想:+20万人、4月:+16.9万人) ・21:30 ドラギECB総裁会見 ・21:30 米・4月貿易収支(予想:-440億ドル、3月:-514億ドル) ・23:00 米・5月ISM非製造業景況指数(総合)(予想:57.0、4月:57.8) ・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック) ・03:15 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演 ・ブラジル中央銀行が政策金利発表 ・英中銀金融政策委員会(4日まで) 《SY》