マーケット
10/1 15:15
38,651.97
+732.42
42,330.15
+17.15
暗号資産
FISCO BTC Index
10/1 20:34:58
9,183,145
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今日の為替市場ポイント:日銀金融政策の現状維持は織り込み済みでドル下げ渋りも

2015/5/22 8:00 FISCO
*08:01JST 今日の為替市場ポイント:日銀金融政策の現状維持は織り込み済みでドル下げ渋りも 21日のドル・円相場は、東京市場では121円38銭から120円94銭で推移。欧米市場でドルは一時120円85銭まで下落したが、121円04銭で取引を終えた。 本日22日のドル・円は121円前後で推移か。日本銀行の金融政策は今回の現状維持の見込み。ただし、リスク選好的なドル買いは継続しており、ドルは120円台後半で下げ渋る可能性がある。 市場関係者の間では、日銀による追加緩和が実施されるのは今年10月以降になるとの見方が多いようだ。年内における金融政策の変更はないとの声も聞かれている。米国の利上げ開始時期は9月以降になるとの見方が広がっているが、年内利上げの見通しは変わっていないことから、日銀の金融政策に大きな影響は与えないとみられている。 日銀は雇用や賃金の回復傾向にあること、今年秋以降は原油安の影響はなくなると予想していることから、年後半に物価上昇が加速するとみている。この見方が変わらない場合、追加緩和を行う必要はなくなる。ただし、量的緩和策の出口政策についての議論が開始される時期については定まっていないようだ。量的緩和策は2017年以降も続くとの見方は少なくない。 《FA》