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欧米為替見通し:「ハト派のロックハート米アトランタ連銀総裁講演に要注目」

2015/5/6 16:05 FISCO
*16:05JST 欧米為替見通し:「ハト派のロックハート米アトランタ連銀総裁講演に要注目」 本日6日の欧米市場のドル・円は、米国の4月のADP雇用統計を見極めながら、ハト派のロックハート米アトランタ地区連銀総裁の講演に注目することになる。 米国の3月の貿易赤字が大幅に拡大したことで、米国の1-3月期国内総生産(GDP)改定値が速報値の前期比年率+0.2%からマイナスに下方修正されるのではないか、との警戒感が高まっており、ドル売りが優勢な展開となっている。 ロックハート米アトランタ地区連銀総裁は、米国経済は不確実性が高まっているとして、利上げ開始は、6月ではなく7月か9月の可能性を示唆していたが、本日の講演では、利上げ開始時期の予想に変更がないか、見極めることになる。 アトランタ地区連銀は、商務省経済分析局が使用しているものと同様の手法で国内総生産(GDP)を試算する予測モデルを採用しており、1-3月期の国内総生産(GDP)を的中させたが、4-6月期の国内総生産(GDP)は+0.9%と予想している。 戦後の米国連邦準備理事会(FRB)の金融政策で、米国の経済成長率が2.0%以下の時に無謀にも利上げに踏み切ったのは2回、1948年と1980年だった。 1948年の場合は、1四半期後にリセッション(景気後退)に陥り、1980年の場合は、3四半期後にリセッション(景気後退)に陥った。 イエレンFRB議長が現状の低い国内総生産(GDP)のままで利上げに踏み切った場合、1年以内にリセッション(景気後退)に陥る可能性が高いことになる。 《MY》