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*08:59JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる～フィスコ・アナリスト別予想！ 【小幅高となる】19400-19600円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にさや寄せする格好から売りが先行することになろうが、前日に500円を超える下落となっていた反動も意識される。円相場がやや円安に振れて推移していることもあり、売り一巡後は下げ渋りをみせてくる可能性。しかし、大型連休を控えていることから戻りも限られるとみられ、個別物色が中心になりそうである。 昨日の大幅な下げで25日線を割り込んだが、これまでも即日で切り返しをみせていたこともあり、注目されるところ。ただ、連休を控えて参加者が限られており、ボリンジャーバンドの-1σと中心値（25日）のレンジ（19400-19700円）内での推移になりそう。一目均衡表では基準線（19590円）を割り込んでおり、これを捉えることができるかが注目される。19400-19600円のレンジを想定。 【小幅安となる】3ヶ月に渡る上昇はいったん調整入りか=フィスコ田代 昌之 円建てCME先物は前日の225先物比100円安の19410円。為替市場では、ドル・円が119円40銭台、ユーロ・円が133円90銭台で推移（8時時点）。連休前で売買フロー減少が想定されるなか、昨日の大幅安をどこまで戻せるか注目となる。米国主要指数が総じて1％超下げていることで心理的には買いにくいムードが広がっている。欧米のボラティリティ（欧州VSTOXX、米VIX）が上昇していることから、市場では「Sell in May」を意識するような格好と言えよう。基本的には決算発表銘柄を中心とした地合いとなっていることから、本日の日経平均は戻しても19500円レベルか。 日足チャートで見ると、大陰線を残し25日移動平均線を綺麗に割り込んでいる。昨日を含め4月は3回、25日線割れがあった。昨日以外の2回は終値ベースでは何とか25日線を回復している。この流れを考慮すると1月下旬からスタートした3ヶ月に渡る上昇トレンドは、調整局面入りを迎える可能性が高まったとも言えよう。となれば、建玉が増加していたTOPIX先物の動きには要警戒か。1月下旬からの上昇トレンドは海外投資家を中心に活発な買いが入ったTOPIX先物が作り上げたと言っても過言ではない。積み上がっていた建玉などから1日や2日で売りが終わるようなボリュームでは無い可能性も。 《FA》