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先週末の下落部分をあっさり吸収、改めて2万円試すか【クロージング】

2015/4/21 16:30 FISCO
*16:30JST 先週末の下落部分をあっさり吸収、改めて2万円試すか【クロージング】 21日の日経平均は大幅反発となり、274.60円高の19909.09円(出来高概算22億9000万株)で取引を終えた。中国の景気刺激策を好感した欧米市場の上昇のほか、4月末の日銀会合での追加緩和期待が強まるなか、金融セクターの強い値動きが目立った。TOPIXは7年5ヶ月ぶりの高値を更新し、日経平均はTOPIXに引きづられる格好から、じり高基調が続いており、本日の高値で取引を終えている。 規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えている。セクターではその他金融、保険、ゴム製品の上昇率が3%を超えたほか、電力ガス、陸運、銀行、化学、サービスが2%超の上昇に。一方で、海運が唯一マイナスだった。 日経平均は25日線をクリアした後は、5日線レベルでの攻防が続くとみていた。しかし、前引けの段階で高値引けとなり、後場に入っても上げ幅を拡大させて高値で引けている。先週のリターンリバーサルの動きで目立っていた銀行株が本日も強く、買い安心感につながっている。また、円相場も1ドル119円50銭辺りと円安に振れて推移していることから、輸出関連への見直しに向かわせていた。 日経平均はあっさり25日線をクリアしている。2/3、4/1の時の調整局面においても、25日線割れは1日で終えており、25日線を支持線としたトレンドが継続している。今後決算発表が本格化してくるため強弱感が対立しやすいが、21日の段階でも20社近い企業が業績修正を発表している。上方修正を素直に好感する動きが出てくるようだと、先高期待が一段と強まりやすいだろう。また、日経平均は先週末の下落部分をあっさり吸収しており、改めて節目の2万円をトライすることになりそうである。 《KO》