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前場に注目すべき3つのポイント~過熱警戒感など強弱感が対立しやすいところ

2015/4/13 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~過熱警戒感など強弱感が対立しやすいところ 13日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は2万円の大台固めを意識 ■外資系証券の注文動向:差し引き320万株の買い越し ■前場の注目材料:中国人訪日客、花見シーズンも春節並みで通年化の兆しとも ■日経平均は2万円の大台固めを意識 13日の東京市場は底堅い展開が見込まれ、日経平均は2万円の大台固めを意識した相場展開になろう。10日のNY市場はGEの事業再編が好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の20035円となり、これにさや寄せする格好に。 過熱警戒感など強弱感が対立しやすいところでもあり、売り仕掛け的な動きも意識されやすいところ。ただし、利食いが進むことによってより需給妙味が強まってくる可能性もある。押し目狙いのスタンスは強いと考えられ、調整が浅いと上値追いの動きが出てくることも意識しておく必要がありそうだ。 今週は米国ではゴールドマン・サックス・グループ、シティグループ、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が決算を発表する。そのため、日米ともに業績相場に移行することになりそうだ。国内は翌週以降、本格化する決算を前に、業績修正や観測報道なども飛び出しやすく、個別物色の流れが強まりやすいだろう。低ROEの大型株などには、株主還元策等による高ROE政策などへの思惑も高まりやすい。 また、上値の重さが意識されてくるようだと、相対的に出遅れているセクターや銘柄への水準訂正を狙った短期筋の動きも強まりやすい。3ケタ銘柄などで長期低迷している銘柄などには、水準訂正を狙った短期資金が集中しやすいと考えられる。 ■外資系証券の注文動向:差し引き320万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り960万株、買い1280万株、差し引き320万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 4月6日(月):10万株の買い越し 4月7日(火):60万株の売り越し 4月8日(水):120万株の買い越し 4月9日(木):90万株の買い越し 4月10日(金):480万株の買い越し ■前場の注目材料 ・中国人訪日客、花見シーズンも春節並みで通年化の兆しとも ・液化天然ガス(LNG)を燃料とするトラック導入に向け環境整備 ・過熱警戒感など強弱感が対立しやすいところ、個別物色主体の展開か ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(3月16-17日分) 08:50 2月機械受注(前月比予想:-2.2%、1月:-1.7%) 08:50 3月企業物価指数(前年比予想:+0.4%、2月:+0.5%) 09:00 黒田日銀総裁が支店長会議であいさつ予定 《KO》