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*08:43JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる～フィスコ・アナリスト別予想！ 【小幅高となる】19950-20150円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にさや寄せする格好から、2万円の大台回復が見込まれる。9日大引け後に上方修正を発表したファーストリテ<9983>は、ADR（米国預託証券）で1231円高の49731円（+2.54％）となった。さらに日経平均を押し上げる要因になりそうだ。もっとも、達成感も意識されやすい。SQ値が2万円を上回って決まる可能性があり、これが上値抵抗となるのか、支持線となるのかで、その後の市場のムードも大きく変わりそうである。 ボリンジャーバンドでは+2σは20020円辺りまで切り上がっており、シカゴ先物にさや寄せすると、これを上放れてくるため、過熱感が意識される可能性も。ただし、良好な需給のなか、ショートポジションは避けたい。オプション権利行使価格の20000-20125円のレンジへの移行から、19950-20150円のレンジを想定。 【小幅高となる】大台の変化で海外マネー流入は加速か？=フィスコ田代 昌之 円建てCME先物の前日の225先物比165円高の20085円。為替市場ではドル・円は120円50銭台、ユーロ・円は128円50銭台（8時00分時点）。本日の寄付きで4月限オプションSQ値が算出されるが、円建てCME先物の終値にサヤ寄せとなれば、日経平均は15年ぶりの20000円台回復となる。市場では終値ベースでSQ値を上回って終わるかどうかが注目されそうだが、SQ値算出に伴う売買は1銘柄あたり70万株と予想されていることで、実際はその半分ほどに留まるとの見方。ボリュームが小さいことからSQ値の影響力は心理的な側面に留まると思われる。とはいえ、大台が「1」から「2」に変わることで新たな海外マネー流入を期待する声は多い。昨日発表されていた投資部門別でも海外投資家の大幅な買い越しが目立っていた。引続き海外投資家の日本株買いが入ると想定する。 ADR（米国預託証券）でファーストリテ<9983>は、東証比較（1ドル120.56円換算）で1231円高の49731円（+2.54％）となった。9日に発表した2015年8月期の連結営業利益（IFRS）が前回予想から200億円増の2000億円になる見通しだと発表した。同社が前日比1231円上昇すると日経平均を48.5円押し上げる格好となる。こうした動きなどを受けて、昨日拡大したNT倍率（先物）は本日も拡大する可能性が高い。 《KO》