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後場に注目すべき3つのポイント~市場の関心は日経平均の2万円乗せに

2015/4/9 12:21 FISCO
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~市場の関心は日経平均の2万円乗せに 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・2万円乗せを見極めつつ、次の展開に備える ・ドル・円は120円29銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移 ・直近IPO銘柄の一角に資金、セクターではディフェンシブ系に資金シフト ■2万円乗せを見極めつつ、次の展開に備える 日経平均は続伸。127.66円高の19917.47円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えている。8日の米国市場の上昇や円相場が1ドル120円台で落ち着いた動きをみせていることが好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の19875円となったが、高いところでは19915円まで上げ幅を拡大させていることも先高期待につながっている。これにより連日で15年ぶりの高値水準を更新するなか、前場半ばには一時19946.78円と大台の2万円まで50円程度に迫る局面をみせている。 ただ、大台接近で利益確定の売りも出やすいほか、明日にオプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、前引けにかけてはやや上げ幅を縮めている。セクターでは医薬品、不動産、その他金融、小売、水産農林、精密機器、サービス、ゴム製品、鉄鋼などが堅調。一方で、原油先物相場の下落が嫌気された鉱業が2%超の下落。石油石炭、その他製品、繊維、陸運、銀行などが利食い優勢に。 日経平均は2万円の大台にあと50円程度に迫っている。達成感につながりやすいほか、オプションSQを控えていることもあり、慎重になりやすい面はありそうだ。ただし、次回の日銀の金融政策決定会合での追加緩和期待が高まるなか、先高期待は高まっている。良好な需給状況の中ではショートカバーを誘いやすい面もあろう。強いトレンドが続いていた銘柄への利益確定の売りが次第に強まる可能性がある反面、好需給のなかではショートポジションは避けたいところであろう。 市場の関心が日経平均の2万円乗せに向かっていることもあり、新興市場の中小型株物色には向かいづらい面がある。レナウン<3606>の下方修正によってハシゴを外されたことによって、短期筋の需給整理も手掛けづらくさせているようである。まずは、2万円乗せを見極めつつ、次の展開に備える局面のようである。 ■ドル・円は120円29銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移 ドル・円は120円29銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移したことで堅調に推移。ユーロ・ドルは、1.0760ドルから1.0785ドルで推移。ギリシャの債務問題への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、129円43銭から129円60銭で推移。 12時20分時点のドル・円は120円29銭、ユーロ・円は129円72銭、ポンド・円は178円97銭、豪ドル・円は92円61銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・日経平均は127円高で前引け、先高期待で強含む展開に ・直近IPO銘柄の一角に資金、セクターではディフェンシブ系に資金シフト ・市場の関心は日経平均の2万円乗せに向かう、大型株優位の展開は継続か ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 12:45 30年国債入札結果発表 14:00 日銀4月金融経済月報公表 15:00 3月工作機械受注 <海外> 15:00 独・2月鉱工業生産(前月比予想:+0.1%、1月:+0.6%) 15:00 独・2月貿易収支(予想:+190億ユーロ、1月:+159億ユーロ) 16:00 英・3月ハリファックス住宅価格(前月比+0.1%、2月:-0.3%) 《KO》
関連銘柄 1件
3606 東証1部
4
6/15 15:00
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時価総額 405百万円
老舗のアパレル。中国企業の傘下で経営再建を目指したが、親会社グループに対する売掛金の回収が不能に。コロナ禍に伴う目下の事業環境悪化も痛手となって民事再生手続の開始が決定。同社株は6月16日付で上場廃止に。 記:2020/05/19