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*09:29JST 日経平均寄り付き＆為替概況：日経平均は78円高、JTやソニーなどが堅調 【日経平均は78円高、JTやソニーなどが堅調】 9時25分現在の日経平均株価は、19868.05円（前日比+78.24円）で推移。日経平均は続伸で始まり、連日で15年ぶりの高値水準を更新している。8日の米国市場の上昇や円相場が1ドル120円台で落ち着いた動きをみせていることが好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の19875円となったが、高いところでは19915円まで上げ幅を拡大させていることも先高期待につながっている。 セクターでは精密機器、食料品、空運、その他金融、鉄鋼、医薬品、倉庫運輸、水産農林、陸運などがしっかり。一方で、原油先物相場の下落を受けて、鉱業が下落率トップ。石油石炭、不動産、その他製品などが小安い。売買代金上位では、富士フイルム<4901>が2％超の上昇。ソフトバンク<9984>、ＪＴ<2914>、ソニー<6758>、ディーエヌエー<2432>、オリックス<8591>、エーザイ<4523>、ファーストリテ<9983>などが堅調。半面、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、三井不<8801>が小安い。 【ドル・円は120円20銭付近、リスク選好的なドル買い拡大の可能性低い】 ドル・円は120円20銭付近で推移。8日の欧米市場でドルは119円64銭まで売られた後に120円31銭まで戻した。米国の6月利上げの可能性は残れているとの見方が浮上し、短期筋などのドル買いが観測された。しかしながら、米国の利上げは経済指標次第との見方も多く、6月利上げの可能性が高まっているわけではないことから、リスク選好的なドル買いが大きく広がる状況ではないとみられている。 ■今後のポイント ・米国の6月利上げの可能性残る ・リスク選好的なドル買いが大きく広がる状況ではないとの見方 9時25分時点でドル・円は120円20銭、ユーロ・円は129円56銭、ポンド・円は178円71銭、豪ドル・円は92円22銭で推移している。 《KO》