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調整が長期化していた中小型株の水準訂正を狙う【クロージング】

2015/4/8 16:24 FISCO
*16:24JST 調整が長期化していた中小型株の水準訂正を狙う【クロージング】 8日の日経平均は続伸し、149.27円高の19789.81円(出来高概算22億9000万株)で取引を終えた。後場半ばには一時19845.53円まで上げ幅を拡大させており、3月23日以来の年初来高値を更新し、15年ぶりの高値水準を更新している。 買い先行で始まった日経平均は、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの模様眺めムードから、年初来高値目前でのこう着をみせていた。後場の取引開始後に会合の結果“現状維持”が伝わると、いったんは売り仕掛けとみられる動きも。ただし、直ぐさまショートカバーとみられる流れのほか、市場は次回の決定会合での追加緩和との見方がされるなか、インデックスに絡んだ商いによって高値を更新している。大引けにかけては利益確定の動きもみられたが、先高期待が根強いなかで中小型株に物色がシフトする動きも目立っていた。 市場の需給は良好であり、為替が円高に振れたほか、一部格下げの動きもあり、輸出関連などには利益確定の売りが優勢だった。一方で、原油価格の上昇を背景に資源株が堅調。内需系の強さなども目立っていた。 日経平均は大台の2万円が射程に入ってきているが、利益確定も出やすい水準であり、ここからは相対的に出遅れているセクターや銘柄等にシフトしやすい。調整が長期化していた中小型の材料株などへは、水準訂正を狙った流れも強まりやすいだろう。 《KO》