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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株の一角に短期資金

2015/4/8 12:11 FISCO
*12:11JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株の一角に短期資金 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・高値もち合いなら中小型株などに資金シフトも ・ドル・円は120円15銭付近、黒田日銀総裁会見などを控え動きづらい展開に ・GSIクレオス<8101>など低位材料株や中小型株の一角に短期資金 ■高値もち合いなら中小型株などに資金シフトも 日経平均は続伸。82.88円高の19723.42円(出来高概算11億3000万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場では、大引けにかけては小幅ながら下げに転じている。一方で、シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の19780円だった。円相場は1ドル120円台に乗せていることもあり、買い先行で始まった。 ただし、19700円を回復して始まった日経平均だが、3月23日につけた年初来高値19778.60円にはあと一歩届かず、寄り付き水準でのこう着が続いている。日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの模様眺めムードから上値追いには慎重だったようだ。セクターでは鉱業、石油石炭、建設、繊維、空運、サービス、証券などが堅調。一方で、保険、ゴム製品、その他製品、輸送用機器が小安い。 日経平均は年初来高値を目前にこう着をみせている。日銀会合の結果を見極めたいとのムードが強かったようだが、寄り付き段階で高値を更新できない状況をみると、利益確定の流れもあるようだ。慎重姿勢があったとすれば、現状維持の発表でアク抜けにつながる可能性がある。 また、先高期待は根強いことから、下値を売り込む流れにはならないだろう。先物市場でも仕掛け的な動きはさほど感じられない。もっとも、高値もち合いが続くなかでは、主力処は手掛けづらくなるため、中小型株などに短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。 ■ドル・円は120円15銭付近、黒田日銀総裁会見などを控え動きづらい展開に ドル・円は120円15銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移したことで下げ渋る展開だが、日本銀行金融政策決定会合の結果、黒田日銀総裁の会見を控えて動きづらい展開。ユーロ・ドルは小動き、1.0809ドルから1.0841ドルで推移。ギリシャの債務問題への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は小動き、130円16銭から130円28銭で推移。 12時10分時点のドル・円は120円15銭、ユーロ・円は130円16銭、ポンド・円は178円14銭、豪ドル・円は91円95銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・買い一巡後の日経平均は日銀金融政策決定会合の結果待ちに ・GSIクレオス<8101>など低位材料株や中小型株の一角に短期資金 ・高値もち合いなら中小型株などに短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすい ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:00 3月景気ウォッチャー調査(先行き予想:53.5、2月:53.2) 15:30 黒田日銀総裁、記者会見 <海外> 15:00 独・2月製造業受注(前月比予想:+1.5%、1月:-3.9%) 16:15 スイス・3月消費者物価指数(前年比予想:-1.1%、2月:-0.8%) 《KO》
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時価総額 25,639百万円
原糸・繊維原料等の販売・輸出入を行う繊維事業、半導体製造関連製品等を扱う工業製品事業を軸とする商社。自社ブランド「MR.HOBBY」は模型用塗料で国内トップシェア。サステナブル事業分野に積極投資。 記:2024/06/04