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*08:22JST 今日の為替市場ポイント：日銀の金融政策は現状維持の見込み 7日のドル・円相場は、東京市場では119円44銭から119円87銭で堅調推移。欧米市場では120円45銭まで上昇し、120円28銭で取引を終えた。 本日8日のドル・円は主に120円台前半で推移か。日本銀行の金融政策決定会合の結果判明を待つ状況となるが、金融政策の現状維持が予想通り決まった場合、ドルはやや伸び悩む可能性がある。 日本銀行は本日8日に金融政策を発表する。日銀は原油価格の下落は物価の基調に大きな影響を与えないと判断しており、原油安によるインフレ率の鈍化は意識していないようだ。賃金上昇への期待が生じており、労働市場はまずまず安定している。経済・物価情勢は今年1月に示したシナリオに沿っており、金融政策の現状維持が賛成多数で決定される見込み。 ただし、一部の市場関係者は、4月30日に開かれる金融政策決定会合で追加緩和の実施が決定されると予想している。原油安の影響を除いても2015年度に2％の物価目標を達成することは困難との見方は多く、日銀は追加緩和を余儀なくされるとの声が聞かれている。 《KO》