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*20:31JST 米株式：「米雇用統計への失望売り、ドル高による企業決算への警戒感で弱含みか」 6日のニューヨーク株式市場は、米国3月の雇用統計を受けた売り、ドル高を受けた米企業決算への警戒感から弱含みに推移する展開が予想される。 3日のＮＹ市場は聖金曜日の祝日で休場だったため、米国の雇用統計の結果を受けた市場の反応については、週明け6日となる。その雇用統計については、非農業部門の雇用者数は前月比12.6万人増となり、増加幅は市場予測の平均値（25万人）の半分程度にとどまった。グローベックスの米株先物はＮＹダウで140ドル安程度を織り込んでいる状況であり、売り優勢の展開になりそうだ。 一方で、早期利上げ観測が後退するとの見方から、売り一巡後は下げ渋りの展開も意識されそうだ。また、ギリシャのバルファキス財務相は5日、ワシントンの国際通貨基金（IMF）本部を訪れ、ラガルド専務理事と会談。9日に迫るIMFへの約4.5億ユーロ（約590億円）の債務返済を確約したと報じられている。欧州不安が後退する格好から切り返しも意識される。 その他、今週から決算シーズン入りとなる。主要企業の足元の業績や見通しに注目が集まるため、慎重な見通しが相次ぐようだと、相場全体の重石になる可能性。 《MY》