株～企業情報・おすすめ銘柄

*08:25JST 今日の為替市場ポイント：米早期利上げ観測後退でリスク選好的な円売り抑制 先週末3日のドル・円相場は、東京市場では119円60銭から119円79銭で推移。欧米市場では一時118円72銭まで急反落し、118円97銭で取引を終えた。 本日6日のドル・円は119円前後で推移か。米国の早期利上げ観測は大幅に後退しており、リスク選好的な円売りは抑制される見込み。 3日に発表された3月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想の+24.5万人程度を大きく下回る+12.6万人にとどまった。2月実績は+29.5万人から+26.4万人に下方修正された。3月の民間部門雇用者数は+12.9万人で市場予想を下回った。 雇用者数の伸びは市場予想を下回ったが、悪天候により就業不能になった労働者数は18.2万人と報告されている。また、3月の平均時間給は+0.3％で市場予想の+0.2％を上回っており、インフレ鈍化への懸念は多少緩和されたようだ。ただし、これらの要因を考慮しても3月の雇用統計は強い内容とは言えないとの見方が多い。米国のインフレ見通しに大きな変化はないと想定されており、6月に利上げが実施される可能性は低いとみられている。 《KO》