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*19:45JST 米国株見通し：上げ渋りか、強気材料少なく大幅反発は期待薄 2日のNYダウは上げ渋りか。　1日の米国株式は下落。ダウ平均は77.94ドル安の17698.18、ナスダックは20.66ポイント安の4880.23で取引終了。3月ADP雇用統計が市場予想を下回ったことから、週末に発表される雇用統計への警戒感が広がり売りが先行。3月ISM製造業景況指数も市場予想を下回ったことから終日軟調推移となった。セクター別では、電気通信サービスや食品・飲料・タバコが上昇する一方で自動車・自動車部品や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。 2日の取引では、1日に下げた自動車、医薬品、バイオテクノロジーに資金が向かうかどうか注目される。ただし、製造業セクターに対する強気な見方は後退しており、具体的な材料が提供されない場合、NYダウなどの指数が大幅に反発する可能性は低いとみられる。 目先におけるNYダウの下値目処は17550ドル近辺、上値目処は17800ドル近辺か。 《FA》