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欧米為替見通し:フィッシャーFRB副議長とイエレンFRB議長の発言に注目

2015/3/27 17:19 FISCO
*17:19JST 欧米為替見通し:フィッシャーFRB副議長とイエレンFRB議長の発言に注目 本日27日の欧米市場のドル・円は、フィッシャーFRB副議長とイエレンFRB議長の講演、米国の10-12月期国内総生産(GDP)確定値、30日が提出期限のギリシャ政府の経済改革リストなどに注目する展開となる。 ドル・円のテクニカル分析では、ダブルトップ(121円86銭・122円04銭)を受けて下落の可能性が高まりつつあり、需給分析では、本邦機関投資家による3月期末決算に向けたリパトリ(外貨建て資産売却・円買い)取引で弱含みに推移している。 米国の10-12月期国内総生産(GDP)確定値は、前期比年率+2.4%と予想されており、改定値の+2.2%からの上方修正が見込まれている。 しかしながら、1-3月期の国内総生産(GDP)は、悪天候のために減速(アトランタ地区連銀予想:+0.2%)が予想されているため、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での早期利上げ開始観測は後退したままとなっている。 本日は、ドル高を容認しているタカ派のフィッシャーFRB副議長と、ドル高への警戒感を示しているハト派のイエレンFRB議長の講演が予定されている。 それぞれの持論を再表明する限り、市場への影響は限定的だが、6月の利上げの可能性に関して、ハト派のエバンズ米シカゴ地区連銀総裁は、反対する、と述べ、同じくハト派のロックハート米アトランタ地区連銀総裁は、可能性はある、と述べていることで、FRB副議長とFRB議長の見解に注目することになる。 【今日の欧米市場の予定】 21:00 ブラジル・10-12月期国内総生産(前年比予想:-0.7%、7-9月期:-0.2%) 21:30 米・10-12月期国内総生産確定値(前期比年率予想:+2.4%) 23:00 米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値(予想:92.0) フィッシャーFRB副議長講演 イエレンFRB議長講演 《KO》