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*16:24JST 先高感根強いが、利食いも出やすい【クロージング】 27日の日経平均は続落となり、185.49円安の19285.63円（出来高概算25億6000万株）で取引を終えた。前日の欧米市場の下落や配当権利落ちに伴う影響もあり、日経平均は19400円を割り込んで始まった。その後はじりじりと切り返す展開となり、配当落ち分となる110円程度を吸収すると、前場半ばには上げ幅は3ケタを超える局面をみせた。しかし、この流れも後場半ば辺りに一変。TOPIX型の売りが断続的に出るなか、日経平均は一気に19100円を割り込む急落に。大引けにかけては再び下げ渋りをみせているが、日中値幅は500円近く、波乱に近い相場展開だった。 もっとも、昨年4月から今年の3月期末までの日経平均の上昇率は30％を超えているほか、今年の1月安値からの上昇率についても20％近いため、利益確定の売りが出やすい状況のようである。新年度入りに伴う年金への期待のほか、今回の配当落ちに伴う減少分の再投資といった需給が期待されるものの、利益確定が出やすい点も見逃してはいけないだろう。 《KO》