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《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2015/3/23 8:33 FISCO
*08:35JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想! 【小幅高となる】19550-19750円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ日経225先物は高いところで19605円をつけているが、今回の配当落ち分は日経平均で110円超とみられているため、日経平均では19700円を捉えてくる可能性がある。今週は3月期末配当・権利取り最終日、および実質新年度相場入りを迎える。3月・9月期決算の配当取り最終日となる26日に向けては、配当志向の物色が強まろう。さらに新年度への期待から先高期待は強そうである。ボリンジャーバンドの+2σは先週末の段階で19670円辺りに位置している。過熱感は意識されそうだが、売り込みづらい需給状況か。19550-19750円のレンジを想定する。 【小幅高となる】今週は期末特有の売買フローで思わぬ上昇も=フィスコ田代 昌之 前週(16-20日)の日経平均は週間ベースで305.97円上昇した。日本株の先高感は強く、先物市場では週初から3営業日連続で高値引けとなる展開となった。19日はオプションに絡んだ売りが入り下への動きを強める場面も見られたが、売り一巡後は日本銀行によるETF買入などを背景に下げ幅を縮小。日銀金融政策決定会合、米FOMCといった日米の金融政策イベントはともに想定線の結果でノーサプライズ。週末もじり高の展開で昨年来高値を更新して取引を終えた。 今週は26日に権利付き最終日を迎える。26日前後には期末特有の売買フローが入る可能性が高いことで指数の動向は非常に読み難くなる。代表的なフローとして配当落ちに絡んだ信託経由のTOPIX先物買いが挙げられよう。例年通りであれば、2日に分けて寄付きもしくは引けで入るとの観測。こうした需給面を考慮すると今週末から来週頭にかけては日経平均よりもTOPIX優勢の地合いとなりそうだ。一部では、昨年24-25日に実施されたGPIFによる大規模な保有株の入替がまたあるのではないかとの指摘も。昨年10月末に運用比率の見直しを発表して初めての期末を迎えることから、GPIFだけではなく三共済(国家公務員共済組合連合会、地方公務員共済組合連合会、日本私立学校振興・共済事業団)も動くとの見方だ。確かに20日、三共済は運用資産の共通指針を発表したばかり。各共済の株式比率は現在バラバラだが、株式の運用比率をGPIFと同じ25%に引き上げることから思惑も高まりやすい。 週初はこうした年金の動き、週末にかけては配当落ちに絡んだTOPIX先物買いなど期末特有の売買フローに翻弄される地合いとなりそうだ。思惑先行で先物買いが進めば節目と言われている20000円を付けにいく場面もあろう。 《KO》