マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 15:16:11
9,509,008
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~中小型株に見直しの動きが広がる

2015/3/20 12:18 FISCO
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株に見直しの動きが広がる 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・リバランス中心、利食い銘柄への押し目拾いを意識 ・ドル・円は120円74銭付近、米国10年債利回りの上昇で底堅く推移 ・マザーズ指数が2%超の上昇、中小型株に見直しの動きが広がる ■リバランス中心、利食い銘柄への押し目拾いを意識 日経平均は小幅に反発。10.19円高の19486.75円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。19日の米国市場が高安まちまちとなるなか、週末要因もあって、全体としては利益確定の流れが優勢の展開に。任天堂<7974>、ファナック<6954>、ディーエヌエー<2432>など足元で強い動きをみせていた銘柄が一服となっていることも、利食いに向かわせているようである。 一方、相対的に出遅れているセクターや銘柄へのリバランスとみられる動きから、売り込みづらい需給状況でもある。トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が日経平均を下支え。また、大幅増額修正を発表したヤフー<4689>やM&Aを発表している楽天<4755>、ミクシィ<2121>などが強い値動きをみせており、物色意欲は旺盛である。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がりが拮抗。規模別指数では小型株指数のみがプラスだった。セクターでは、海運、電力ガス、サービス、小売、倉庫運輸、ガラス土石、情報通信が堅調。一方で、その他製品、鉄鋼、その他金融、非鉄金属、鉱業、石油石炭が冴えない。 日経平均は前日終値を挟んでのこう着が続いている。日中値幅は70円程度であり、全体としてはトレンドが出難いとみられる。こう着の中では値動きが比較的軽い中小型株にシフトしやすく、ミクシィ<2121>辺りに短期の値幅取り狙いの資金が集中しているように映る。また、ディーエヌエー<2432>はあっさり寄り付いたことで、ややハシゴを外された感はあるが、任天堂<7974>との資本提携による構造改革への期待感は大きく、押し目買いスタンスで望みたいところか。 その他、利食い優勢の銘柄についても、週末要因や日経平均の19500円回復でいったんポジションを圧縮する流れとみられる。強いトレンドは継続している銘柄は多く、本日はリバランスが中心ながらも、中長期スタンスとなれば、利食いに押されている銘柄等への押し目拾いが有効と考えられる。 ■ドル・円は120円74銭付近、米国10年債利回りの上昇で底堅く推移 ドル・円は120円74銭付近で推移。ドル・円は、米国10年債利回りが上昇していることで底堅く推移しているものの、東京株式市場が上げ渋る展開となっていることで上値は限定的。ユーロ・ドルは、1.0653ドルから1.0695ドルで推移。ギリシャ債務問題への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、128円73銭から128円89銭で推移。 12時17分時点のドル・円は120円74銭、ユーロ・円は129円03銭、ポンド・円は178円36銭、豪ドル・円は92円68銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・先高感の根強さから売り一巡後の日経平均はプラス転換 ・ソフトバンク<9984>やファーストリテ<9983>の上昇が指数を牽引 ・マザーズ指数が2%超の上昇、中小型株に見直しの動きが広がる ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 12:35 黒田日銀総裁が講演(日本外国特派員協会) <海外> 16:00 独・2月生産者物価指数(前年比予想:-2.0%、1月:-2.2%) 《KO》
関連銘柄 9件
2121 東証プライム
2,796
10/11 15:00
+4(0.14%)
時価総額 218,734百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
2432 東証プライム
1,783.5
10/11 15:00
-17.5(-0.97%)
時価総額 232,231百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
4689 東証プライム
420.1
10/11 15:00
-4.7(-1.11%)
時価総額 3,205,850百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
4755 東証プライム
948.5
10/11 15:00
+2(0.21%)
時価総額 1,954,868百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
-19(-0.74%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,878
10/11 15:00
-35(-0.44%)
時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17