マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/29 18:34:58
9,346,170
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2015/2/16 8:25 FISCO
*08:29JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想! 【小幅高となる】17900-18100円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から昨年来高値を更新してきそうである。ただし、10-12月期の国内総生産(GDP、速報値)の結果によっては円相場が円高に振れる可能性がある。今晩の米国市場はプレジデンツ・デーの祝日で休場になるため、海外勢のフローも減少しそうである。そのため、高値更新を意識しつつも、こう着感の強い相場展開になる可能性がありそうだ。ボリンジャーバンドの+2σを挟んでの展開から17900-18100円のレンジを想定する。 【小幅高となる】今週は第1次安倍政権の高値をトライへ=フィスコ田代 昌之 前週(6-13日)の日経平均は週間ベースで264.86円の上昇。ウクライナやギリシャ情勢、原油価格など外部環境は引続き不安定だったが、為替が円安に振れたことを材料にしっかりとした動きとなった。ドル・円が120円を回復したことで、12日には昨年12月8日以来となる18000円台に乗せる場面も。なお、週末に算出された2月限オプションSQ(特別清算指数)値は17886.04円と07年7月以来の高い水準となった。 円建てCME先物は18055円と昨年来高値18030円を突破している。週初、この水準をクリアすると先物市場では売り方の買戻しを巻き込んだ上昇も期待できよう。いよいよ第1次安倍政権時代の高値18300.39円(07/2/26:取引時間中の最高値)更新を試す展開となるが、外部環境が原動力となっていることで何やら手掛け難さも。買いの主体が見え難い地合いだが、前週は大型のクロス取引が何度か確認されたうえ、日経平均よりTOPIXが強い動きを見せていることなどから、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金筋が動いているとの見方。こうした年金筋は下落局面では株価を買い支えるイメージが強かったが、仮に年金筋が日本株を買っているとなれば、今後、順張り相場でも年金筋の買いが期待できることとなる。海外投資家が積極的に裁定買いを積み増さなくても、指数は上を意識した展開を見せる可能性も。 今週17日、18日には日銀金融政策決定会合が開催される。市場コンセンサスは、「政策の現状維持」だが、前回の会合後、国債の入札が不調となるなど国債市場は不安定な動きに。前週は、一部で日銀関係者による金融緩和への否定的な見方が伝わったことなどから、今一度、黒田日銀総裁の記者会見で緩和スタンスを確認する必要はあろう。追加の緩和を示唆するようなコメントがあれば、思惑的な海外投資家の買いも巻き込んだ強い展開となりそうだ。 《KO》