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*08:02JST 今日の為替市場ポイント：日本の10-12月期GDP速報値を見極める展開に 先週末13日のドル・円相場は、東京市場では119円16銭から118円42銭で推移。欧米市場では一時119円20銭まで反発し、118円80銭で取引を終えた。 本日16日のドル・円は118円台で推移か。日本の10-12月期国内総生産（GDP）速報値の内容を見極める展開となる。予想通りであれば、リスク選好的な円売りはやや抑制される可能性がある。 内閣府が16日発表する昨年10-12月期国内総生産（GDP）速報値は前期比年率+3.7％と予想されている。プラス成長になるのは昨年1-3月期以来。この時は消費税増税前の駆け込み需要が増大したことで+5.8％の高い経済成長率を記録している。 10-12月期GDPについては、個人消費の動向が注目されている。消費増税の影響で個人消費は落ち込んでおり、昨年末時点でも十分に回復していないとの見方が多い。輸出や生産はある程度改善しているようだが、賃金の上昇が抑制されていることから、個人消費の大幅な回復は当面期待できないと予想されている。なお、10-12月期GDPが予想通りの結果となった場合、日銀による追加緩和への期待はやや低下するとの声が聞かれており、株式市場の反応が注目される。 《KO》