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前場に注目すべき3つのポイント~人工知能や農業関連にテーマ物色が向かうか

2015/2/10 8:27 FISCO
*08:27JST 前場に注目すべき3つのポイント~人工知能や農業関連にテーマ物色が向かうか 10日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソフトバンクや大手ゼネコンなどに関心 ■外資系証券の注文動向:差し引き200万株の売り越し ■前場の注目材料:米ADRで日産自<7201>が上昇、15年3月期業績予想を上方修正 ■ソフトバンクや大手ゼネコンなどに関心 10日の東京市場は利食い優勢の展開になりそうだ。9日の米国市場は、ギリシャ問題に対する警戒感のほか、中国の貿易統計が予想を下回ったことが嫌気され、終日軟調な展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の17580円となり、これにサヤ寄せする格好からのスタートになりそうだ。 ただし、ギシリャ問題に対しては過度な警戒感は強まらないと考えられ、下を売り込む流れにはならないだろう。ギャップ・アップでは上値の重さが意識されやすいが、ギャップ・ダウンの時は反対に下値の堅さが意識されやすく、売り一巡後は押し目拾いのスタンスになりやすい。下値では年金資金による押し目買いなども意識されやすく、底堅さにつながる。 また、決算が終盤戦とはいえ本日も300社近い企業の発表が予定されている。昨日の決算についても自社株買いや株式分割、増配といった株主還元策を合わせて発表する企業が目立つ。評価した資金がピンポイントで向かうことになりそうである。また、建設企業の決算が続いており、本日は大手ゼネコンの決算が予定されている。建設セクターへの見直しが強まる可能性がありそうだ。 ソフトバンク<9984>の決算が予定されている。決算内容自体にサプライズはないだろうが、米IBMとの提携や優先出資証券の償還などが伝えられるなか、市場の関心が集まりやすい。その他、上方修正を発表した日産自<7201>のほか、昨日は上方修正にもかかわらず大幅下落となったミクシィ<2121>の動向にも注目したいところであろう。 ■外資系証券の注文動向:差し引き200万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1040万株、買い840万株、差し引き200万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 2月3日(火):50万株の買い越し 2月4日(水):50万株の売り越し 2月5日(木):600万株の買い越し 2月6日(金):40万株の売り越し 2月9日(月):860万株の買い越し ■前場の注目材料 ・米ADRで日産自<7201>が上昇、15年3月期業績予想を上方修正 ・農協、60年ぶり改革との報道で農機具や農薬など農業関連の動向に注目 ・ソフトバンク<9984>が人工知能でIBMと提携との報道、人工知能関連にも関心 ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:30 閣議後、 閣僚会見予定 08:50 12月第3次産業活動指数(前月比予想:0.0%、11月:+0.2%) <海外> 10:30 中国・1月消費者物価指数(前年比予想:+1.0%、12月:+1.5%) 10:30 中国・1月生産者物価指数(前年比予想:-3.8%、12月:-3.3%) 《KO》
関連銘柄 3件
2121 東証プライム
2,760
10/1 15:00
±0(0%)
時価総額 215,918百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
7201 東証プライム
409.7
10/1 15:00
+7.2(1.79%)
時価総額 1,729,227百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
9984 東証プライム
8,682
10/1 15:00
+255(3.03%)
時価総額 14,958,687百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17