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《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2015/2/9 8:41 FISCO
*08:42JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想! 【大幅高となる】17750-17950円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・アップになろう。これまでのもち合いレンジであり、買い一巡後はこう着感が強まりそうである。ただし、雇用統計の上振れはサプライズであり、円相場は1ドル119円台と円安に振れていることも安心感につながる。決算シーズンで方向感は掴みづらい面もあるが、これまでのレンジ(17400-17850円)上放れも意識しておきたい。17750-17950円のレンジを想定する。 【小幅高となる】オプションが起爆剤となるか=フィスコ田代 昌之 前週(1月26-30日)の日経平均は週間ベースで25.89円の小幅下落。3日に実施された10年国債入札が不調に終わったことから、債券先物3月限が急落し利回りは上昇。債券市場の混乱が株式市場にも波及し日経平均も下げ足を早める場面が見られたが、債券先物の急落は一時的なものに留まったほか、米国株高などを背景に反発し一段安は回避された。ただ、決算発表銘柄に商いが集中し、週を通して日経平均は上値の重い展開となった。 先週末の米国雇用統計の発表後、為替は円安に振れ円建てCME先物は225先物比155円高の17815円まで上昇している。週初はこの水準からのスタートが期待できるものの、ギリシャ国債の格下げが伝わっていることから、まずは上値抵抗ラインの17800円突破での攻防となろう。 オプション市場ではコールの商いはさほど変化が無いものの、プットの売買が増加。指数が下落した週初だけではなく、指数が上昇した4日、5日もプットの売買が盛り上がったことから2つの動きが読み取れる。一つは上値が重いことからシンプルにプットのポジションを構築し下落のリスクを回避する動き。もう一つは、指数一段安が回避できたことから、債先急落のタイミングで構築したプットのポジションを反対売買で清算したとの見方だ。先物の売買がさほど膨らんでいないことから現状では判断つかないが、仮に前者であれば、先週末の円建てCME先物の終値が17815円と上値抵抗ラインの178000円を上抜けていることから、週初、オプションに絡んだ売買が入り商いが盛り上がる可能性はある。 今週は11日にユーロ圏財務相会合、12日には欧州連合(EU)首脳会議が相次いで開催され、足元の金融政策やギリシャ問題について協議されるとのことから引続き欧州情勢に翻弄される可能性も。一方、国内では、12日に来年度予算が閣議決定される見通し。政策に絡んだ物色が入れば、昨年12月8日以来となる18000円台回復も視野に入る。 《KO》