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2月5日のNY為替・原油概況(117.55)

2015/2/6 5:46 FISCO
*05:46JST 2月5日のNY為替・原油概況(117.55)  5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、117円25銭へ下落後、117円59銭へ上昇し117円55銭で引けた。米国の12月貿易赤字が予想外に拡大したこと、10-12月期労働生産性速報値も予想外のマイナスに落ち込んだことが景気先行き見通し悪化につながりドル売りが優勢となった。その後、原油価格の反発などを好感した株式相場の上げ幅拡大に連れてリスク選好の円売りが強まった。 ユーロ・ドルは、1.1392ドルから1.1498ドルへ上昇し1.1470ドルで引けた。スイス国立銀行のユーロ・スイス介入に絡んだユーロ買い、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ中銀への緊急流動性支援(ELA)の拡大を承認するとの報道、ストゥルナラス・ギリシャ中央銀行総裁の発言「ギリシャの銀行の預金は安全」で懸念が緩和しショートカバーが加速した。ユーロ・円は、133円89銭から135円13銭まで上昇。株高に連れたリスク選好の円売りが優勢となった。 ポンド・ドルは、1.5238ドルから1.5343ドルまで上昇した。 ドル・スイスは、0.9287フランから0.9211フランへ下落した。  5日のNY原油先物は反発。49.03ドルから一時52.10ドルまで上昇した。前日大きく下落した後の取引となり、この日発表された米国の新規失業保険申請件数が予想を下回ったことや、それを受けた株高が原油買い戻しのきっかけになった。  また、あす6日に予定される、米油田サービス大手ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数の発表を控え(日本時間7日午前3時)、思惑的な買いも入ったとみられる。前回は稼動中のリグが前週比94基(7%)減の1223基となり、原油相場の大幅な反発につながったことへの警戒感があるもよう。 [経済指標]・米・前週分新規失業保険申請件数:27.8万件(予想:29万件、前回:26.7万件←26.5万件)・失業保険継続受給者数:240万人(予想:240万人、前回:239.4万人←238.5万人)・米・12月貿易収支:-466億ドル(予想:-380億ドル、11月:-398億ドル←-390億ドル)・米・10-12月期労働生産性速報値:前期比年率-1.8%(予想:+0.1%、7-9月期:+3.7%←+2.3%)・米・10-12月期単位労働コスト速報値:前期比年率+2.7%(予想:+1.2%、7-9月期:-2.3%←-1.0%) 《KY》