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*08:32JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる～フィスコ・アナリスト別予想！ 【小幅安となる】17500-17700円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、利食い優勢の相場展開になりそうである。もっとも、前日に300円超の上昇となったこともあり、反動は想定内といったところだろう。また、原油相場やギリシャなどに振らされやすい状況は織り込み済である。ADP雇用統計の結果についても週末の雇用統計に向けての手控え要因となるが、毎月のことである。利食い先行後は、決算を手掛かりとした個別物色が強まる展開になりそうである。 5日線が17570円辺りに位置しており、同線水準での攻防か。5日線レベルでの底堅さが意識されるようだと、ボリンジャーバンドの+1σが位置する17660円処をクリアしてくる可能性はありそう。一方で、5日線が抵抗となれば、17500円を挟んでのこう着に。5日線、+1σ辺りでの推移から、17500-17700円のレンジを想定する。 【小幅安となる】ソニー大幅高も指数への影響は限定的=フィスコ田代 昌之 円建てCME先物の終値は前日の225先物比100円安の17560円。為替市場では、ドル・円は117円30銭台、ユーロ・円は132円90銭台（8時00分時点）。朝方ユーロ・円が1円超円高に振れるなどギリシャを巡る動きは決して楽観視できない状況にある。本日は12時45分に30年国債の入札が予定されている。3日の10年国債入札不調のイメージが鮮明に残っていることから市場は警戒する動きが強まっているが、警戒している時程、無難な結果となるケースが多いことで影響は限定的か。ソニー<6758>の決算内容はポジティブだが、原油価格は下落しギリシャ情勢は不透明と全体を底上げする材料は観測されない。本日の225先物は17500円レベルで手掛け難い展開か。 トヨタ<7203>の決算内容に関してはニュートラルもしくは若干ポジティブか。とはいえ、投資家心理が強気に変わるほどのインパクトには欠ける内容と言えよう。ソニーがADR並み（10％）に買われても日経平均への寄与は僅か10円程度で全体に与える影響は限定的だ。昨日、今年最大の売買代金（2.8兆円）と盛り上がった現物市場の商いが減少すると、日経平均は17800円レベルでの上値抵抗意識がより強まると想定する。 《KO》