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*08:18JST 今日の為替市場ポイント：リスク選好的なドル買いは抑制される可能性 昨日4日のドル・円相場は、東京市場では117円46銭から118円00銭で推移。欧米市場では117円08銭まで反落し、117円28銭で取引を終えた。 本日5日のドル・円は主に117円台で推移か。ギリシャの債務問題に対する懸念が再浮上しており、リスク選好的なドル買いは抑制される可能性がある。 4日に発表された1月の米ISM非製造業景況指数は、56.7で市場予想の56.4をやや上回った。しかしながら、雇用指数は12月の55.7から51.6に低下したことでドル買い材料として意識されなかったようだ。価格指数が12月の49.8から45.5に低下したこともドルの上昇を抑える一因となった。製造業も1月の雇用指数と価格指数は低下している。 4日に発表された雇用関連の指標では、1月ADP雇用統計は前月比+21.3万人で市場予想の22.3万人をやや下回った。米労働省が6日に発表する1月雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比+23万人と予想されているが、市場参加者は時間給賃金の伸びや労働参加率を注目している。1月の非農業部門雇用者数が予想通りでもドル相場が大きく動く可能性があるので注意すべきか。 《KO》