マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/5 22:14:10
9,278,062
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

NY株式:ダウは291ドル安、主要企業決算が相次いで予想を下回る

2015/1/28 7:00 FISCO
*07:03JST NY株式:ダウは291ドル安、主要企業決算が相次いで予想を下回る 27日の米国株式相場は下落。ダウ平均は291.49ドル安の17387.21、ナスダックは90.27ポイント安の4681.50で取引を終了した。主要企業に冴えない決算が相次いだことで大幅下落となった。12月耐久財受注が予想を下回ったことも嫌気され、下げ幅を拡大した。ダウ平均は一時前日終値から約390ドルの下落となる場面もあったが、28日の連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控えて、午後には買い戻しが入った。12月新築住宅販売が6年半ぶりの高水準に達したほか、1月消費者信頼感指数も7年半ぶりの高水準となったがものの、相場への影響は限定的であった。セクター別では公益事業を除き全面安となっており、特にソフトウェア・サービスや半導体・半導体製造装置の下落が目立った。 ソフトウェアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は、決算で純利益が4半期連続の減益となったことが嫌気され、急落した。資源のフリーポート・マクモラン(FCX)は商品相場の急落に対応する為、石油・ガス事業に関して、外部からの資金調達を計画していると報じられ下落。家庭用品のプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は決算が予想を下回ったほか、通年の見通しを引き下げたことが嫌気され、軟調推移となった。建設機械のキャタピラー(CAT)は減収減益となる決算を発表、商品相場の急落や原油安による石油採掘需要の減少で、予想を大幅に下回る15年通期の利益見通しを示したことで大幅下落となった。 マーケット終了後に携帯端末メーカーのアップルが発表した決算は、売上高及び利益ともアナリスト予想を上回り、時間外取引で上昇して推移している。注目の10-12月期のiPhone販売台数は7447万台に達した。 (Horiko Capital Management LLC)