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今日の為替市場ポイント:ギリシャ懸念緩和でリスク回避の円買い縮小へ

2015/1/27 8:33 FISCO
*08:36JST 今日の為替市場ポイント:ギリシャ懸念緩和でリスク回避の円買い縮小へ 昨日26日のドル・円相場は、東京市場では117円27銭から118円20銭まで上昇。欧米市場では118円50銭まで続伸し、118円45銭で取引を終えた。 本日27日のドル・円は118円台で推移か。ギリシャがユーロ圏から離脱するとの市場の懸念は多少緩和されており、リスク回避的な円買いはやや縮小する見込み。 26日の欧米市場ではユーロ買いが優勢となった。ギリシャ総選挙で急進左派連合(SYRIZA)が勝利したが、ギリシャのユーロ圏離脱への警戒感はやや低下したことが要因。モスコビシ欧州連合(EU)委員は「ギリシャがユーロ圏にとどまることを望む」と発言、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は「IMFは引き続きギリシャを支援する」との見解を表明した。 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は「次回審査前に格下げの可能性をギリシャの新政府に警告した」と述べたが、ダイセルブルーム・ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)議長は「EUはユーロに残留するギリシャの計画を支持する」、「メンバーのユーロ離脱を望まない」、「ギリシャがユーロ圏の規律を順守することを望む」との見方を伝えた。 債務減免に関するギリシャ政府と債権者の協議は難航するとの懸念は消えていないが、協議が早い時期に妥結する可能性は残されており、リスク回避的なユーロ売りは縮小しつつある。 《KO》