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前場に注目すべき3つのポイント~原油安メリット、ウエアラブル関連などに注目

2015/1/14 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~原油安メリット、ウエアラブル関連などに注目 14日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:17000円割れでの下値の堅さを意識 ■外資系証券の注文動向:差し引き130万株の買い越し ■前場の注目材料:原油安メリット、ウエアラブル、インフラ老朽化対策関連などに引き続き注目 ■17000円割れでの下値の堅さを意識 ☆日経225想定レンジ:上限17200円-下限16900円 14日の東京市場は、方向感の掴みづらい展開が続きそうである。13日の米国市場は、非鉄のアルコア決算が好調であったことや欧州のインフレ指標の低迷で、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測期待が高まったことが好感され、NYダウは一時280ドルを超す上昇をみせた。しかしその後、原油先物が安値を更新したことや、米国政府がイスラム国への軍事的な対応強化を検討しているとの報道を嫌気して下げに転じている。米国市場が不安定な状況の中では、押し目拾いのスタンスになりそうだ。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の16940円であり、本日も17000円処での攻防といったところか。ただし、13日の日経平均は一時300円を超える下落となったが、17000円割れでは押し目拾いの商いも観測されている。17000円割れの水準では下値の堅さが意識されてくる可能性はありそう。 また、米国では原油先物相場の下げが嫌気されたが、前日の米ゴールドマン・サックスによる見通しの引き下げにより、1バレル40ドル割れは織り込まれているだろう。そのため、ここからはボトム形成を意識したスタンスによる買いのタイミングを探るところとみておきたい。 物色の流れとしては原油安メリットとなる海運や空運、陸運、医薬品の一方で、資源株のリバウンドを意識。米アップルの上昇を背景に、スマホ関連など。また、ウエアラブル端末がここにきて相次いで発表されてきており、テーマ物色が強まる可能性がある。その他、2015年度予算案が閣議決定されるため、インフラ老朽化対策、地方創生など政策関連への循環物色も意識しておきたいところだ。 ■外資系証券の注文動向:差し引き130万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り720万株、買い850万株、差し引き130万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 1月6日(火):330万株の売り越し 1月7日(水):180万株の売り越し 1月8日(木):20万株の買い越し 1月9日(金):150万株の買い越し 1月13日(火):480万株の売り越し ■前場の注目材料 ・欧州中銀(ECB)の量的緩和策導入への思惑 ・経産省有識者会議、ガス小売り17年自由化を提言 ・原油安メリット、ウエアラブル、インフラ老朽化対策関連などに引き続き注目 ☆前場のイベントスケジュール 特になし 《KO》