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*08:27JST 今日の為替市場ポイント：リスク選好的な円売りは抑制される可能性 昨日13日のドル・円相場は、東京市場では117円74銭から118円85銭で堅調推移。欧米市場では一時117円54銭まで反落し、117円93銭で取引を終えた。 本日14日のドル・円は118円前後で推移か。米国株の軟調地合いや原油価格の下落などを意識して、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。 13日の欧米外為市場では欧州中央銀行による量的緩和策導入への思惑が広がり、短期筋などのユーロ売りは継続した。米国株が不安定な動きを見せたことや原油先物の続落を嫌気して、リスク回避的な円買い・米ドル売りも観測されている。 13日のドル・円の終値（NY市場）は118円を下回っており、これは昨年12月16日以来となる。市場関係者の間では12月16日の安値（115円57銭）がドル・円の下値目処になるとの見方が多いようだ。ドル・円がこの水準を下回った場合、ドル高・円安の基調は失われる可能性があるとの声が聞かれている。原油などのエネルギー価格の大幅な下落によって日本の貿易赤字はある程度縮小し、一定水準の経常黒字を維持することは円高要因になるとみられている。 《KO》