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今日の為替市場ポイント:リスク選好的な円売りは抑制される可能性

2015/1/13 8:24 FISCO
*08:24JST 今日の為替市場ポイント:リスク選好的な円売りは抑制される可能性 昨日12日のドル・円相場は、東京市場では118円10銭から118円51銭で推移。欧米市場では一時119円32銭まで反発したが、118円13銭まで反落し、118円35銭で取引を終えた。 本日13日のドル・円は118円台で推移か。原油安、米長期金利の上げ渋り、NYダウの下落を意識して、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。 12日の欧米外為市場では、米金融大手が2015年のNY原油先物とブレント原油先物の予想を大幅に下方修正したことが意識され、資源国通貨(豪ドル、カナダドル、NZドルなど)の売りが優勢となった。この局面では、米ドル買い・円売りの取引も活発となり、米ドルは主要通貨に対しても全面高となる場面があった。 ユーロや日本円に対する米ドル買いは短期間で一巡したが、カナダドル、豪ドルに対する米ドル買いはNY市場でも継続しており、カナダドルは対米ドルで一段安となった。原油価格の大幅な下落は資源輸出国であるカナダの経済に悪影響を及ぼすとの懸念が浮上している。 原油価格が大幅に下落しても世界の原油需要が急増することは期待できないとの見方が多く、カナダの資源輸出額は減少する可能性が高い。輸出主導型の経済成長が難しくなることから、カナダ中央銀行による利上げ時期は先送りされるとの思惑が浮上している。 《KO》