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*08:29JST 今日の為替市場ポイント：FOMC議事録に驚きはなし 昨日7日のドル・円相場は、東京市場では118円39銭から119円25銭で推移。欧米市場では119円65銭まで上昇し、119円23銭で取引を終えた。 本日8日のドル・円は主に119円台で推移か。米労働市場の改善への期待は残されており、リスク選好的な円売りがやや強まる可能性がある。 7日に公表された米連邦公開市場委員会（FOMC）の議事録内容に大きな驚きはなかったようだ。市場参加者の大半は利上げ開始の時期が早まる可能性は低いと考えており、今年6月に利上げが行われるとの見方は変わっていないもよう。 ただし、原油安や世界経済の成長鈍化の影響で米経済活動が低下し、雇用情勢が多少悪化する可能性は残されている。市場参加者の間では、利上げ開始が6月以降になってもおかしくないとの見方も存在している。原油安は個人消費を下支えするとの見方はあるが、米連邦準備制度理事会（FRB）は、原油安は下振れリスクになりうると考えているようだ。原油価格がさらに低下した場合、利上げ先送り観測が浮上するかもしれない。 《KO》