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前場に注目すべき3つのポイント~原油安やギリシャのデフォルト懸念でリスクオフ

2015/1/6 8:29 FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~原油安やギリシャのデフォルト懸念でリスクオフ 6日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:節目の17000円での底堅さを見極め ■外資系証券の注文動向:差し引き330万株の売り越し ■前場の注目材料:原油価格の下落やギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念でリスクオフ ■節目の17000円での底堅さを見極め ☆日経225想定レンジ:上限17250円-下限16900円 6日の東京市場は波乱含みの相場展開になりそうだ。5日の米国市場では、NYダウが331ドル安と大幅下落となった。ギリシャのデフォルト(債務不履行)や同国のユーロ圏離脱への懸念が高まったほか、NY原油先物相場の急落が嫌気された。エネルギー関連株を中心に売りが広がり、不動産を除き全面安となっている。 この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比290円安の17090円となり、これにサヤ寄せする格好から、主力大型株を中心に幅広い銘柄に売りが先行することになりそうだ。ただし、節目の17000円では底堅さが意識されるとみられるほか、日銀によるETF買入れが意識されやすく、売り一巡後は押し目狙いの流れが強まる可能性がありそうだ。 また、5日の段階で既に主力大型株は慎重な値動きをみせており、物色は個人主体による中小型株が中心であった。売り一巡後の戻りの鈍さが警戒されるようだと、より中小型株への物色が強まる可能性が大きいだろう。米国では週末に雇用統計が予定されているが、週初から慎重姿勢が強まってしまうことで、週を通じて中小型株への物色が中心になりやすいとみられる。 なお、イベントでは6日から、米ラスベガスで世界最大の家電見本市「CES」が9日まで開催される。ウエアラブル端末や自動運転技術など新製品・新技術等が発表されるとみられており、関連銘柄への手掛かり材料になりそうである。 ■外資系証券の注文動向:差し引き330万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り880万株、買い550万株、差し引き330万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 12月25日(木):250万株の買い越し 12月26日(金):140万株の売り越し 12月29日(月):350万株の買い越し 12月30日(火):150万株の買い越し 1月5日(月):60万株の売り越し ■前場の注目材料 ・原油価格の下落やギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念でリスクオフ ・GPIFの日本株構成割合引き上げへの思惑 ・REIT時価総額が10兆円超え世界2位に ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:30 閣議後、閣僚会見予定 08:50 12月マネタリーベース <海外> 09:30 豪・11月貿易収支(予想:-16億豪ドル、10月:-13.23億豪ドル) 10:45 中国・12月HSBCサービス業PMI(11月:53.0) 《KO》