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*16:46JST 中小型株への物色が中心になりやすいか【クロージング】 2015年大発会の日経平均は3日続落となり、42.06円安の17408.71円（出来高概算20億4000万株）で取引を終えた。日経平均は売り先行スタートとなり、寄り付き直後には一時17219.22円まで下げ幅を拡大させる局面をみせている。年末年始の米国市場が弱かったほか、ギリシャ大統領選など欧州情勢を見極めたいとのムードが強いようである。一方、個人主体の売買は活発であり、規模別指数では小型株指数のみがプラスだったほか、マザーズ指数、ジャスダック平均、東証2部指数はプラス圏での推移に。 後場寄り付き後には急速に下げ幅を縮める中、日経平均は17540.92円と17500円台を回復し、プラスに転じる局面をみせている。ただし、一時プラスに転じたソフトバンク<9984>、ファナック<6954>は、大引けにかけて結局下げに転じてしまっており、日経平均も下げに転じている。 後場寄り付き直後に急速に切り返す展開をみせたが、買いが続かなかったようである。まずは、週明けの海外市場の動向を見極めたいところである。米国では週末に雇用統計が予定されているが、週初から慎重姿勢が強まってしまうようだと、週を通じて中小型株への物色が中心になりやすいだろう。 《KO》