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前場に注目すべき3つのポイント~iPS細胞関連や建設株、消費関連の動向に注目

2014/10/23 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~iPS細胞関連や建設株、消費関連の動向に注目 23日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:本格化する決算を前に、より業績を意識した流れに ■外資系証券の注文動向:差し引き340万株の買い越し ■前場の注目材料:京大、iPS細胞を用いた心機能回復手法を開発 ■本格化する決算を前に、より業績を意識した流れに ☆日経225想定レンジ:上限15200円-下限15000円 23日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。22日の米国市場では、NYダウ、ナスダックともに下落。前日の急反発を受けた利益確定に加え、カナダでの銃乱射事件が報じられ、テロへの懸念からリスク回避の流れに。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の15110円となり、この流れを受けて利益確定の売りが先行することになりそうである。 日経平均は今週に入り、一段とボラティリティの大きい相場展開となっている。20日が578円高、21日が306円安、22日が391円高であるが、東証1部の売買代金は2兆円を若干超えた程度である。22日の上昇については、先物市場でまとまった買いが入ったことをキッカケに上げ幅を拡大。大引けにかけて断続的なインデックス買いが日経平均を押し上げる格好となった。 昨日の上昇で日経平均は10月14日に空けたマド(15100-15200円レベル)をほぼ埋めてきている。26週線なども捉えてきており、トレンドとしてはリバウンドを試す展開が期待されてきている。しかし、薄商いのなか先物主導で動いている状況であり、方向感は掴みづらい。米株安の流れから売りが先行したとしても、インデックス売買によってその後の方向性が決まりそうだ。 物色の流れとしては今後本格化する決算を前に、より業績を意識した流れに。建設株は再開発や五輪需要を背景に上方修正が目立っており、資金流入が続きそうだ。また、相場全体にリバウンド機運が高まるなか、売り込まれていた低位材料株などには、短期筋の水準訂正を狙った資金が集中しやすい。そのほか、訪日外国人客数が足元では1000万人を超えた可能性が高いと伝えられている。消費関連などへの物色も意識されそうだ。 ■外資系証券の注文動向:差し引き340万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1150万株、買い1490万株、差し引き340万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 10月16日(木):1660万株の売り越し 10月17日(金):10万株の買い越し 10月20日(月):290万株の買い越し 10月21日(火):280万株の売り越し 10月22日(水):230万株の買い越し ■前場の注目材料 ・京大、iPS細胞を用いた心機能回復手法を開発 ・NYダウは100ドル超の下落、カナダでの銃乱射事件を受けてリスク回避 ・米ボーイング、7-9月期決算は市場予想を上回る ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:50 前週分対外対内証券売買 <海外> 10:45 中国・10月HSBC製造業PMI速報値(予想:50.2、9月:50.2) 《KO》