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今日の為替市場ポイント:日経平均株価の反発期待

2014/10/20 8:10 FISCO
*08:10JST 今日の為替市場ポイント:日経平均株価の反発期待 先週末17日のドル・円相場は、東京市場では106円50銭から106円14銭まで下落。欧米市場では一時106円94銭まで上昇し、106円91銭で取引を終えた。 本日20日のドル・円は107円前後で堅調推移か。日経平均株価の大幅反発が期待されており、ドル・円は106円台後半で下げ渋る見込み。 17日の欧米市場では主要国の株式相場が総じて反発。世界の主要中央銀行が金融緩和策を継続、あるいは強化するとの思惑が浮上したことが株価反発につながったようだ。 16日には米セントルイス連銀のブラード総裁が「経済指標次第で債券買い入れ増額を検討する可能性がある」との見解を表明している。ブラード総裁は2015年1-3月期に利上げが開始されると予想しているが、インフレ期待が低下していることを気にしているようだ。 今月28日-29日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合が開かれるが、そこで量的緩和策の終了が決定されるはずである。17日の欧米市場で欧米諸国の株式相場が続落し、今週も株安が続いた場合、量的緩和策の終了時期は延期されてもおかしくないが、欧米諸国の株式相場は大きく戻している。 大半の市場関係者は、米国の金融政策は引き締め方向に向かうが、日本と欧州は緩和策を維持すると想定している。この想定(見通し)が否定された場合、世界の金融市場はひどく混乱する可能性がある。米国が量的緩和策の終了を先送りすることは妥当ではないだろう。 《KO》