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今日の為替市場ポイント:NY連銀総裁発言を受けてリスク選好的な円売りは抑制される可能性も

2014/9/23 8:22 FISCO
*08:22JST 今日の為替市場ポイント:NY連銀総裁発言を受けてリスク選好的な円売りは抑制される可能性も 22日のドル・円相場は、東京市場では109円19銭から108円67銭でやや軟調推移。欧米市場でドルは109円19銭まで反発したが、108円81銭で取引を終えた。 本日23日のドル・円は、主に108円台後半で推移か。米国金利の先高観は後退していないが、NY連銀のダドリー総裁の発言を意識して、リスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される可能性がある。 22日の欧米市場では、欧米諸国の株安やダドリーNY連銀総裁の発言を意識してポジション調整的な円買いがやや優勢となった。この日発表された8月の米中古住宅販売件数が市場予想を下回ったことも嫌気されたようだ。 NY連銀のダドリー総裁は、「経済の力強さの一段の確証を得るまで、利上げを見送るべき」、「ドルの大幅な上昇は成長に影響する」、「FOMCは、経済見通しにおいてドルの動向を考慮している」、「政策の指針は、利上げに関する確実な約束ではない」等の見解を表明しており、米国の早期利上げ観測はやや後退した。 ところで、20-21日に開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、為替に関する議論は特になかった。日本やユーロ圏諸国の通貨安志向に対する批判も出なかったようだが、日本円やユーロが下落しても、米国や中国で十分な需要が創出されなければ、世界経済の成長は期待できない。G20各国はその事を理解しているはずだ。 《MK》