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後場に注目すべき3つのポイント~円安一服やソフトバンクの大幅安が指数の重し

2014/9/22 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~円安一服やソフトバンクの大幅安が指数の重し 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・そろそろ下げ渋るところ、権利取り狙いの押し目買い意欲は強そう ・ドル・円は108円69銭付近、岩田元日銀副総裁発言などで軟調推移 ・ソフトバンク<9984>の大幅安が指数の重し、アリババ上場で材料出尽くし感が先行 ■そろそろ下げ渋るところ、権利取り狙いの押し目買い意欲は強そう 日経平均は反落。131.75円安の16189.42円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えている。19日の米国市場がまちまちだったほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の16210円であり、先週の大幅上昇の反動が意識されやすい状況。また、ソフトバンク<9984>はアリババ上場でいったんは材料出尽くし、ファーストリテ<9983>は先週末の大幅な上昇の反動もあって利食い先行となり、日経平均の重しとなっている。また、円相場は1ドル108円85銭辺りと、やや円安が一服していることも手掛けづらくさせている。 セクターでは鉱業、空運、輸送用機器、銀行、保険、卸売などが上昇。一方で、情報通信、パルプ紙、建設、海運、金属製品、その他金融、化学などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも下げているが、小幅な下げにとどまっている。 ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、TDK<6762>、東エレク<8035>などが利食いに押されており、日経平均の上値の重しになっている。祝日を挟むこともあり、積極的な参加者も限られていると考えられる。ただ、日経平均は先週末の安値水準まで調整を見せてきている。マドを埋めてくる調整は考えづらく、そろそろ下げ渋りをみせてきそうである。テクニカル面ではボリンジャーバンドの+2σレベルを下回ってきており、過熱感は和らいでいる。 もっとも、祝日を挟むため出来高は膨らみづらく、ボトム意識からの大きな切り返しも期待しづらい。ソフトバンクはボリンジャーバンドの+1σまで下げてきており、同社の下げ渋りを横目で睨みながらの対応になりそうだ。一方で、増配を発表した企業などへは素直に好感した買いが向かっている。円安を背景に業績上振れ期待が高まる中、権利取り狙いの押し目買い意欲は強そうである。 ■ドル・円は108円69銭付近、岩田元日銀副総裁発言などで軟調推移 ドル・円は108円69銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していること、岩田元日銀副総裁発言「円安は自国窮乏化」を受けて軟調推移。ユーロ・ドルは、1.2815ドルから1.2858ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、140円10銭から139円79銭まで軟調推移。 12時24分時点のドル・円は108円69銭、ユーロ・円は139円83銭、ポンド・円は177円80銭、豪ドル・円は97円23銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・日経平均はドル・円相場の円安一服で先週の大幅上昇の反動が強まる ・ソフトバンク<9984>の大幅安が指数の重し、アリババ上場で材料出尽くし感が先行 ・秋分の日を控え積極的に参加しづらい状況、見送りムード優勢の展開が継続へ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:00 8月全国スーパー売上高 16:00 8月コンビニエンスストア売上高 《KO》
関連銘柄 6件
6762 東証プライム
1,823
9/30 15:00
-147.5(-7.49%)
時価総額 3,543,657百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,190
9/30 15:00
-251(-5.65%)
時価総額 4,230,002百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,660
9/30 15:00
-99.5(-5.66%)
時価総額 2,507,387百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
25,290
9/30 15:00
-2,185(-7.95%)
時価総額 11,927,599百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
47,420
9/30 15:00
-1,690(-3.44%)
時価総額 15,090,040百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,427
9/30 15:00
-666(-7.32%)
時価総額 14,519,333百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17