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来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC、アリババ上場、iPhone6予約状況

2014/9/13 19:29 FISCO
*19:29JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC、アリババ上場、iPhone6予約状況 ■株式相場見通し 予想レンジ:上限16100-下限15800円 来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることや、スコットランド独立住民投票を前に外部環境は不透明感が高まりやすい面はある。日経平均は節目の16000円突破となれば、短期的にはいったんは達成感も意識されやすいだろう。とはいえ、内閣改造によってアベノミクス第2章への期待感は根強く、為替相場の円安トレンドが強まるなか、先高感は後退しないと考えられる。足元の調整局面では押し目拾いの好機になりやすく、昨年12月高値の16290円処までの戻りを経て、ようやくアベノミクス第2章のスタートラインに立つことになる。米国では早期利上げ観測が高まる半面、日本は追加緩和期待が再燃するなか、NYダウとの逆相関の動きも意識しておく必要がありそうだ。 週末にはアリババ・グループ・ホールディングが米国市場に上場すると予想されている。仮条件引き上げへの思惑などから、ソフトバンク<9984>に資金が集中しやすい。また、メリルリンチ日本証券主催の大規模セミナーが12日まで開催されていたが、今回のセミナー等を受けた海外勢による資金流入への期待が高まりやすいだろう。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)改革への思惑も下支えとして意識されるほか、高ROE銘柄への関心なども強まる可能性がある。 そのほか、理化学研究所と先端医療振興財団は12日、世界で初めてiPS細胞を使った患者への移植を実施した。手術は無事終了しており、iPSなど再生医療関連への物色が意識される。18日から東京ゲームショウ2014が幕張メッセで開催されるため、足元で調整含みとなっているゲーム関連への見直しが意識されそうだ。米アップルの新型スマートフォン「iPhone 6」の初回出荷が品切れとなったもよう。週明けには米アップルの予約状況が伝えられるなか、村田製作<6981>、日東電工<6988>といったハイテク株への資金流入なども意識されやすいだろう。 ■為替市場見通し 来週のドル・円は、16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)でフォワードガイダンス(将来の金融政策指針)「相当の期間」の文言の変更が行われるか否かに注目する展開となる。FOMC後のイエレンFRB議長の記者会見は、9月は行われるが、10月は予定されていないため、9月FOMCが警戒されている。 「相当の期間」という文言が削除された場合、ドルは続伸することが予想される。現状維持の場合は、ドル反落の可能性があるが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外貨建て資産への投資増額期待は維持されており、ドルの下値は限定的とみられる。 ■来週の注目スケジュール 9月15日(月):敬老の日、ニューヨーク連銀製造業景況指数、米鉱工業生産指数など 9月16日(火):日銀総裁講演、英消費者物価指数、独ZEW景況指数、米FOMCなど 9月17日(水):ロックオン上場、英失業率、イエレンFRB議長会見など 9月18日(木):東京ゲームショウ2014、リアルワールド上場、米消費者信頼感指数など 9月19日(金):百貨店売上高、AMBITION上場、米景気先行指数など 9月20日(土):G20財務相・中央銀行総裁会議など 《TM》
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