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後場に注目すべき3つのポイント~安倍首相、黒田日銀総裁講演に注目へ

2014/9/12 12:18 FISCO
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~安倍首相、黒田日銀総裁講演に注目へ 12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は節目の16000円が射程に、連休控え先回りも ・ドル・円は107円32銭付近、安倍首相と黒田日銀総裁の講演期待 ・大型株指数の上昇が目立つ、大型株への資金シフトが継続 ■日経平均は節目の16000円が射程に、連休控え先回りも 日経平均は5日続伸。61.30円高の15970.50円(出来高概算17億3000万株)で前場の取引を終えた。米国市場が地政学リスクを嫌気してまちまちだったことが上値の重しとなり、日経平均は小幅に反落で始まった。しかし、大阪日経225先物は15870円とシカゴ清算値(15835円)を上回ってのスタート。円相場は1ドル107円台での推移となっており、円安が下支えとなる格好に。SQ概算値は15915.98円、SQに絡んだ商いは、225型で差し引き3万株程度の買い越しだった。 ただ、日経平均は寄り付き後直ぐにプラスに転じると、円安の流れを受けて、その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となっている。セクターでは輸送用機器、医薬品、倉庫運輸、電力ガス、機械、銀行、ゴム製品、情報通信、精密機器、その他製品などが堅調。一方で、石油石炭、建設、海運、その他金融、保険、鉱業、陸運などが冴えない。日経平均構成銘柄は高安まちまちだが、ソフトバンク<9984>、アステラス薬<4503>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、日東電<6988>、富士重<7270>などが日経平均をけん引する格好に。 為替市場では円安基調が続く中、トヨタ自<7203>など自動車株が綺麗な反応をみせている。ソフトバンク<9984>の強い値動きもあって、日経平均は節目の16000円が射程に入っている。3連休を控えていることから積極的な上値追いは限られようが、先高期待が強まるなか、先回り的な買いも意識されやすいところか。 来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動きづらいところではあるが、一方で日銀の黒田総裁の講演を控えており、為替の円安の流れが続くとの見方などが、輸出関連への業績期待につながり、日経平均を押し上げる展開にもなりそうである。 ■ドル・円は107円32銭付近、安倍首相と黒田日銀総裁の講演期待 ドル・円は107円32銭付近で推移。ドル・円は、昨日会談した安倍首相と黒田日銀総裁の講演への期待感から強含みに推移しているものの、107円50銭のオプション・バリアーの防戦売りで上値は限定的。ユーロ・ドルは、1.2915ドルから1.2926ドルで推移。欧米による対ロシア制裁への警戒感から動意に乏しい展開。ユーロ・円は、138円27銭から138円66銭まで堅調推移。 12時17分時点のドル・円は107円32銭、ユーロ・円は138円64銭、ポンド・円は174円23銭、豪ドル・円は97円31銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・ドル・円の円安基調継続を受けて日経平均は強含み ・大型株指数の上昇が目立つ、大型株への資金シフトが継続 ・安倍首相、黒田日銀総裁講演に注目へ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 13:30 安倍首相が講演 13:30 7月鉱工業生産確報(速報値:前月比+0.2%) 15:05 黒田日銀総裁が講演(政策研究大学院大学) 《KO》
関連銘柄 6件
4503 東証プライム
1,647
9/30 15:00
-62.5(-3.66%)
時価総額 3,023,648百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
6988 東証プライム
2,388.5
9/30 15:00
-209.5(-8.06%)
時価総額 1,688,099百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,542.5
9/30 15:00
-209(-7.6%)
時価総額 41,480,854百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7270 東証プライム
2,482
9/30 15:00
-207.5(-7.72%)
時価総額 1,909,095百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
25,290
9/30 15:00
-2,185(-7.95%)
時価総額 11,927,599百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,427
9/30 15:00
-666(-7.32%)
時価総額 14,519,333百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17