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*17:40JST 米株式：「悪材料噴出で下値リスク台頭」 10日のニューヨーク株式市場は、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測、資本規制強化懸念、地政学的リスクへの警戒感などから弱含みに推移する展開か。 NYダウは前日の下げで直近保ち合いレンジの下限を捉えており、いったんはリバウンドが意識されやすい水準ではある。 しかし、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が再燃しているほか、大手行への資本規制強化への警戒から、保ち合いを下放れる可能性が高まりつつある。 また、ウクライナ政府と親ロシア派による停戦合意についても懐疑的な見方が根強く、地政学リスクへの警戒感などもリバウンド狙いの動きに向かわせ難いところか。 アリババ上場に伴い、換金売りの流れもみられており、利益確定の流れに向かわせやすいだろう。 経済指標では、MBA住宅ローン申請指数、卸売在庫が予定されている。 《MY》