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欧米為替見通し:英・欧金融政策、ウクライナ情勢、米経済指標に注目へ

2014/9/4 17:19 FISCO
*17:19JST 欧米為替見通し:英・欧金融政策、ウクライナ情勢、米経済指標に注目へ 本日4日の欧米市場のドル・円は、英欧の金融政策決定会合、米国の経済指標、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でのウクライナとロシアへの対応策、などを見極める展開となる。 ウクライナ情勢では、3日のプーチン露大統領とポロシェンコ・ウクライナ大統領の停戦合意との報道を受けて、明日5日の両者の首脳会談や4-5日の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議での対応策を見極めることになる。 欧州連合に対抗する「ユーラシア連合」の構築を目指すプーチン露大統領の当面の目論見は、ウクライナが欧州連合や北大西洋条約機構(NATO)に加盟することを阻止することである。そのためには、ウクライナの東西分裂が最善であり、次善の策として、連邦制として、東ウクライナに、欧州連合や北大西洋条約機構(NATO)に加盟する際の拒否権を持たせることにある。 イングランド銀行(英中央銀行)金融政策決定会合では、8月の会合で2名が利上げを主張していたことを受けて、資産買入枠(3750億ポンド)の減額に注目することになる。 欧州中央銀行定例理事会では、ユーロ圏のディスインフレ懸念が高まりつつあること、ジャクソンホール・シンポジウムでのドラギ欧州中銀総裁の追加緩和示唆を受けて、緩和措置が期待されており、現状維持だった場合のネガティブ・サプライズに警戒することになる。 米国の8月のADP雇用統計やISM非製造業「雇用」指数では、明日発表される米国8月の雇用統計を見極めることになる。 【今日の欧米市場の予定】 20:00 英国中央銀行MPCが金融政策と政策金利発表(現状維持の予想) 20:45 欧州中央銀行(ECB)が政策金利と金融政策発表(現状維持の予想) 21:15 米・8月ADP雇用統計(予想:+22.3万人、7月:+21.8万人 21:30 米・7月貿易収支(予想:-424億ドル、6月:-415億ドル) 21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:30万件、前回:29.8万件) 23:00 米・8月ISM非製造業景況指数(予想:57.6、7月58.7) パウエル米FRB理事が講演予定 フィッシャー米ダラス連銀総裁が講演予定 《KO》