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後場に注目すべき3つのポイント~日コンベヤなどリニア関連に短期資金が向かう

2014/8/27 12:22 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~日コンベヤなどリニア関連に短期資金が向かう 27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・政策関連を中心としたテーマ物色 ・ドル・円は104円02銭付近、104円20-50銭にドル売りオーダー ・リニア関連で日コンベヤ<6375>に引き続き資金、低位建設株の一角の強さも目立つ ■政策関連を中心としたテーマ物色 日経平均は小幅に反発。4.73円高の15525.95円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えた。米国市場の上昇のほか、円相場が再び1ドル104円台に乗せてきたことを受け、前日の下げに対するリバウンドから始まった。ただし、寄り付き直後に15588.22円まで戻した後は、引き続きこう着感の強い相場展開に。KDDI<9433>やデンソー<6902>、セブン&アイ<3382>、資生堂<4911>、花王<4452>などが弱含みとなるなか、日経平均はマイナスに転じる局面をみせている。ただ、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>などが上昇しており日経平均を下支え。15500円処での心理的な底堅さも意識されていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めている。規模別指数では大型株指数はマイナスだったが、中型、小型株指数は上昇。特に小型株指数の強さが目立っている。セクターでは、鉱業、建設、海運、証券などが堅調。半面、陸運、小売、食料品、サービス、水産農林などが軟調。 売買代金トップのミクシィ<2121>は、信用規制解除や外資系証券による投資判断引き上げなどを手掛かりに買いが先行したが、その後は売り買い交錯からマイナス圏での推移に。一方で、熊谷組<1861>が利食い一巡後に出来高を伴って上げ幅を拡大させているほか、鉄建建設<1815>など建設株が本日も物色の中心になっている。資金回転が利いている需給状況であり、資金シフトが続きそうである。 9月3日の内閣改造・自民党役員人事を控え、政策関連を中心としたテーマ物色で、社会インフラ関連が手掛けやすいところか。ただ、やや仕手系色の強い低位の建設株なども軒並み値を上げており、過熱感も警戒されやすいところ。また、安倍首相と石破幹事長との溝が広がっていると伝えられる中、アベノミクス第2弾への期待感が後退するようだと、資金の逃げ足が速まるリスクは意識しておきたい。 ■ドル・円は104円02銭付近、104円20-50銭にドル売りオーダー ドル・円は104円02銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が上げ渋る展開となっていること、ドル売りオーダー(104円20-50銭)などで上げ渋る展開となった。ユーロ・ドルは、1.3153ドルから1.3170ドルで推移。9月の欧州中央銀行定例理事会での量的緩和観測で軟調推移だが、1.3150ドルのオプション・バリアーの防戦買いで下げ渋る展開となった。ユーロ・円は、136円90銭から137円12銭で推移。 12時22分時点のドル・円は104円02銭、ユーロ・円は136円95銭、ポンド・円は172円20銭、豪ドル・円は96円90銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・日経平均は短期的な過熱感が引き続き上値を抑制、資金流入も限定的 ・リニア関連で日コンベヤ<6375>に引き続き資金、低位建設株の一角の強さも目立つ ・後場も引き続きリニア関連や建設株に関心が向かいやすい状況に ☆後場の注目スケジュール☆ <海外> 15:00 独・9月GfK消費者信頼感指数(予想:8.9、8月:9.0) 《KO》
関連銘柄 11件
1815 東証プライム
2,442
10/7 15:00
+13(0.54%)
時価総額 38,264百万円
鉄道関連の土木・建築工事に強み。JR東日本系列。一般土木・建築工事も。24.3期3Q累計は建築工事の価格改定に遅れ。円安響き海外工事の採算も低下。ただ昨年末受注残は22年末比17%増と2697億円と豊富。 記:2024/04/15
1861 東証プライム
3,640
10/7 15:00
+40(1.11%)
時価総額 165,300百万円
1898年創業のゼネコン準大手。住友林業と資本業務提携。名古屋競馬場、ニュートリノ実験施設等で施工実績。台北101など海外でも実績。国内土木事業はインフラ更新、防災・減災、国土強靭化などが注力分野。 記:2024/08/05
2121 東証プライム
2,816
10/7 15:00
-4(-0.14%)
時価総額 220,298百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
2,222
10/7 15:00
+27.5(1.25%)
時価総額 5,909,022百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
4452 東証プライム
7,116
10/7 15:00
+21(0.3%)
時価総額 3,380,100百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4911 東証プライム
3,836
10/7 15:00
+14(0.37%)
時価総額 1,534,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6375 東証1部
149
3/28 15:00
-1(-0.67%)
時価総額 9,769百万円
大型コンベアのトップメーカー。立体駐車装置なども手掛ける。コンベア、立体駐車装置とも受注伸長も、低採算案件が利益圧迫。16.3期3Q営業利益は赤転。通期も大幅減益見込む。16年4月に持ち株会社体制に移行。 記:2016/02/18
6902 東証プライム
2,180
10/7 15:00
+45.5(2.13%)
時価総額 6,870,880百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
9433 東証プライム
4,740
10/7 15:00
+53(1.13%)
時価総額 10,921,813百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,450
10/7 15:00
+1,240(2.52%)
時価総額 16,054,249百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,745
10/7 15:00
+184(2.15%)
時価総額 15,067,233百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17