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今日の為替市場ポイント:米早期利上げの思惑が再浮上も・・・

2014/8/20 8:24 FISCO
*08:27JST 今日の為替市場ポイント:米早期利上げの思惑が再浮上も・・・ 昨日19日のドル・円相場は、東京市場では102円52銭から102円65銭で推移。欧米市場では102円93銭まで上昇し、102円91銭で取引を終えた。 本日20日のドル・円は、103円前後で堅調推移か。日経平均株価の続伸が期待されており、株高を意識したリスク選好的な円売りは継続する見込み。 19日に発表された7月の米住宅着工件数が市場予想を大きく上回ったことから、主要通貨に対するドル買いが優勢となった。7月住宅着工件数は109.3万戸で市場予想の96.5万戸を大きく上回った。また、6月実績も89.3万戸から94.5万戸に上方修正されていた。 また、7月の住宅建設許可件数は市場予想の100万戸を上回る105.2万戸となった。米住宅市況の悪化に対する警戒感は後退し、早期利上げの思惑が再浮上した。ただし、インフレ見通しに大きな変化は出ていないことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ時期が早まることはないとの見方は依然として多い。 ドル相場の上昇はインフレ抑制につながること、賃金上昇が適度に抑制されていること、原油先物価格の下落などを考慮すると、中期的にインフレ率が2%を大きく上回る可能性は低いとの声が聞かれている。FRBがインフレ率2%を強く意識するならば、利上げ時期を予測することは難しくなりそうだ。 《KO》