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*07:58JST 今日の為替市場ポイント：短期的にはリスク選好的な取引が増える可能性 昨日14日のドル・円相場は、東京市場では102円40銭から102円66銭で堅調推移。欧米市場では一時102円31銭まで下げたが、102円45銭で取引を終えた。 本日15日のドル・円は、102円50銭前後で推移か。地政学的リスク増大に対する警戒感はやや低下しており、リスク選好的な円売りは継続する見込み。 14日に発表された先週分の米新規失業保険申請件数は31.1万件で市場予想の29.5万件を上回った。この結果を受けて米長期債利回りは一時2.4％を下回った。14日は7月の米輸入物価も発表されており、前月比-0.2％で市場予想の-0.3％を上回ったが、輸入物価は下落している。 13日に発表された7月の米小売売上高は市場予想を下回ったことで米早期利上げ観測は後退したが、14日発表された輸入物価や雇用関連の指標も米国の早期利上げを意識させる内容ではなかったようだ。 14日の欧米市場ではNY原油先物は下落し、NY金先物は上昇した。また、米国の早期利上げ観測が後退したことで豪ドル、NZドル、新興国通貨（メキシコペソ、南アランド、トルコリラ、ブラジルレアル）は米ドルに対して買われており、短期的にはリスク選好的な取引が増える可能性がある。 《KO》