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サンフランシスコ発のテックベンチャーQuantstampがブロックチェーン・スマートコントラクトの担保を日本で本格展開

2019/3/4 15:28 FISCO
*15:28JST サンフランシスコ発のテックベンチャーQuantstampがブロックチェーン・スマートコントラクトの担保を日本で本格展開 ブロックチェーンやスマートコントラクトを担保するサービスを展開しているQuantstampInc.は、日本でのサービスを拡充するために、クォントスタンプ・ジャパンを設立した。 Yコンビネーターからの支援も受けているクォントスタンプは、コンピュータを活用した推論ツールを使用し、大規模のブロックチェーンやスマートコントラクトを担保するサービスを提供している。クォントスタンプのメンバーは、ソフトウェアセキュリティ、フォーマル検証、静的解析に精通し、900以上の博士論文に引用されている。 ブロックチェーンのセキュリティを拡充するため、クォントスタンプは、開発者やプロジェクトの参画者が容易にセキュリティ監査ができる、新しいプロトコールを開発中である。 クォントスタンプは独自のソフトウェアや機密情報監査サービスを介し、5億米ドル以上のスマートコントラクトの取引額を担保してきており、2018年夏には、プロサッカー選手の本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSKAngelFund」をはじめ、TransLinkCapital、野村ホールディングス、DGインキュベーションからの資金調達を行っている。 QuantstampInc.の共同創業者で最高経営責任者であるリチャード・マ氏は、こう語っている。 「クォントスタンプの正式な日本進出を発表することができてとても嬉しく思います。日本はデジタル決済における重要なマーケットであり、このテクノロジーを取り巻く企業からの興味関心はとても高いと考えています」 また、野村ホールディングスイノベーション推進担当の八木忠三郎執行役員は、次のように述べている。 「今後、金融の世界でブロックチェーンが採用されるにつれて、スマートコントラクトはさらに重要な役割を果たしていき、最高レベルのセキュリティ、監査や認証がますます不可欠なものになると想定しています。ブロックチェーンのセキュリティ拡充を目指しているクォントスタンプには大いに期待しています」 さらに、DGインキュベーションの取締役である三村泰弘氏は、次のように語っている。 「クォントスタンプのサービスは随一であり、普及するスマートコントラクトの脆弱性に対する最善の解決策だと考えています。タレント、セキュリティに関する知見、そして経験で業界の最先端を行っているクォントスタンプの今後のさらなる躍進に期待を寄せています」 クォントスタンプは、ブロックチェーンのセキュリティにおいて業界の牽引役であり、毎日何十億米ドルもの取引が実行されているBinanceを含む、世界最大級のブロックチェーン企業のセキュリティ侵害などを防いでいる。さらに、年中無休の運用が不可欠の防衛や自動車、航空などの分野のシステムのフォーマル検証などを通じて担保している。 クォントスタンプ・ジャパンとは? クォントスタンプは、クォントスタンププロトコールや自動セキュリティツールを独自開発し、監査を行い、スマートコントラクトを担保するサービスを提供している。クォントスタンププロトコールは、公開閲覧可能なスキャンレポートの作成を通じて、スマートコントラクトのセキュリティやスマートコントラクトを作成するプロジェクトの信憑性を高めることが目的である。 【ニュース提供・エムトレ】 《US》