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キーパー技研、日基礎、DyDoなど

2024/3/4 15:34 FISCO
<9147> NXHD 7822 -217大幅反落。421万6600株の株式売出、63万2400株のオーバーアロットメントによる売出を発表している。売出人は主要株主の7社。売出価格は11日から13日までの間に決定する。政策保有株式の縮減といった基本方針に基づくもの。目先の需給悪化につながるとしてマイナス材料視される動きになっている。一方、160万株、100億円を上限とする自己株式の取得実施も同時に発表している。 <3941> レンゴー 1055.5 +58.5大幅反発。4月1日納品分から段ボール製品、紙器製品を値上げすると発表している。段ボール製品の値上げは22年9月以来、値上げ幅は10%以上となるもよう。原燃料高や輸送人員確保に向けたコスト増に対応するようだ。製品値上げによる収益水準の拡大などが想定される状況となっている。なお、段ボール製品の素材となる段ボール原紙の値上げ表明は見送り。 <1914> 日基礎 510 +55急伸。先週末発表の自己株式の取得実施を買い材料視。発行済み株式数の5.0%に当たる100万株、5億円が取得上限で、取得期間は5月15日から25年2月28日まで。資本効率向上や株主への利益還元、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが取得目的。高水準の自社株買いによる需給面での下支え効果が期待された。同社の自社株買いは22年11月から23年5月にかけ100万株を取得して以来。 <3099> 三越伊勢丹 2210.5 +96.5大幅上昇で高値更新。先週末に2月の月次動向を発表している。三越伊勢丹5店の売上高は前年同月比26.4%増となり、1月の同11.9%増から拡大。グループ含めた国内百貨店合計では21.4%増となり、こちらも1月の同10.6%増から大きく拡大している。ラグジュアリーブランドや宝飾品などの高額品が売上増をけん引し、春向けの衣料品も好調だったもよう。免税売上高は過去最高を更新しているもよう。 <9107> 川崎船 7232 -516大幅反落。海運大手は売りが先行。先週のコンテナ船運賃はSCFIが1979.12(前週2109.91)、CCFIが1352.4(前週1402.22)とそれぞれ低下している。また、半導体関連などに市場の関心が向かっていることなども海運株には逆風のようだ。とりわけ、先週末に同社はセクター内でも異彩高となっており、本日は度の反動も強まる形のようだ。目先のショートカバーが一巡と捉えられる。 <9627> アインHD 4586 -96大幅続落。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は143億円で前年同期比22.4%増となっている。11-1月期は55.6億円で同13.4%増、増益率は鈍化する形だが、2ケタの増益基調は続く形に。ただ、上半期決算時には通期予想を上方修正し、買いインパクトにつながった経緯もあったが、今回の決算にはサプライズも限定的であり、目先の材料出尽くし感につながっているもよう。 <2590> DyDo 2824 -286大幅続落。先週末に24年1月期決算を発表、営業益は37.3億円で前期比5.3倍となり、2月15日発表の上方修正値水準で着地した。一方、25年1月期はトルコ子会社の会計上の調整に伴う影響額を算定できないとして、現時点では未定としている。なお、セグメント別では、国内飲料は連続増益予想も増益率鈍化見込み、医薬品関連や食品は減益見込みなどとしている。全般的には目先の出尽くし感が強まる形に。 <2593> 伊藤園 3829 -369大幅反落。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は218億円で前年同期比37.1%増となり、通期計画232億円、前期比18.4%増に対する進捗率は93.8%に達している。ただ、不需要期ではあるものの、11-1月期は47.1億円で同3.9%増と増益率は鈍化する形になっている。業績上振れへの期待はやや後退する状況にもなっているようだ。単独の増益率が第3四半期には低下する形となっている。 <6036> キーパー技研 5390 -940急落。先週末に2月の月次動向を発表している。キーパーラボ運営事業の既存店売上高は前年同月比11.9%減となり、22年6月期以降では初の前年割れとなっている。平均単価が同16.1%増加した一方、来店台数は同24.1%の減少に。雪や長雨の影響が響く形となったが、前年が異常なほどの高需要であった反動も強かったとみられている。ただ、2ケタ減のマイナスインパクトが先行する形に。 <8035> 東エレク 39290 +910大幅続伸。一時4万円台寸前にまで上昇している。先週末の米国市場では、エヌビディアの時価総額が初めて2兆ドルに達するなど、長期金利の低下を支えに半導体関連株が一段高の展開になっている。SOX指数は4.29%高と一段と上昇ピッチを拡大させる形に。高値警戒感を意識しながらも、米国関連株高が波及効果となって、同社をはじめ国内半導体関連株には買いが先行している。 《ST》
関連銘柄 10件
1914 東証スタンダード
616
11/22 15:30
+14(2.33%)
時価総額 18,077百万円
開発現場の基礎工事専門の建設会社。新国立競技場などで施工実績。官公庁やゼネコン各社などが主要取引先。防災・減災対策、環境・汚染対策等も。25.3期は増収増益計画。大型工事継続で米国現地法人の増収見込む。 記:2024/07/05
2,941
11/22 15:30
-12(-0.41%)
時価総額 97,456百万円
ダイドードリンコを中核とする持株会社。自販機台数で国内3位。ダイドーブレンドの缶コーヒーに強み。海外飲料事業や医薬品関連事業、食品事業等も展開。好調な販売により、医薬品関連事業は工場稼働率が向上。 記:2024/06/09
2593 東証プライム
3,140
11/22 15:30
-2(-0.06%)
時価総額 280,126百万円
清涼飲料メーカー。国内緑茶飲料市場でトップシェア。お~いお茶が主力。タリーズコーヒージャパンを傘下に収める。米国など海外展開も。中計では27.4期ROE10%以上目標。お~いお茶のグローバル化等に注力。 記:2024/06/04
2,151.5
11/22 15:30
-40(-1.83%)
時価総額 839,773百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
3941 東証プライム
893.6
11/22 15:30
+16.3(1.86%)
時価総額 242,216百万円
段ボール原紙や白板紙、紙管原紙等を生産・販売する板紙メーカー。1909年創業。段ボールの生産量で国内トップ。国内取引企業数は7000社超。25.3期は増収増益計画。段ボール、紙器製品の価格改定等が寄与へ。 記:2024/07/08
6036 東証プライム
4,345
11/22 15:30
-40(-0.91%)
時価総額 122,881百万円
カーコーティング&洗車の専門店「KeePerLABO」の運営、洗車用ケミカルの製造・販売等を行う。愛知県大府市に本社。KeePerLABO店舗数は130店舗超。25.6期は30店舗の新規出店を計画。 記:2024/08/29
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9107 東証プライム
2,155
11/22 15:30
-34(-1.55%)
時価総額 1,454,996百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
7,367
11/22 15:30
+3(0.04%)
時価総額 640,929百万円
日本通運を中核とする持株会社。国内最大の総合物流企業。自動車輸送、利用航空輸送、海上輸送等を手掛ける。「NIPPON EXPRESS」で世界的な知名度。グローバル市場における事業成長の加速などに注力。 記:2024/07/29
9627 東証プライム
4,937
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 174,908百万円
保険調剤薬局「アイン薬局」等を展開するアインファーマシーズを中核とする持株会社。グループ薬局総数は1230店舗超。セブン&アイHDと資本業務提携。ファーマシー事業ではM&Aの活用等で事業規模の拡大図る。 記:2024/06/09