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AIメカテック、太洋工業、ナカボーテックなど

2022/9/27 15:33 FISCO
<5334> 日特殊陶 2815 +45反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の457億円から543億円、前年同期比60.1%増に引き上げ。補修用部品市場、半導体製造装置用部品の好調な販売が続くなか、急激な円安の進行、事業開発費用の計上先送りなどが上振れの要因になった。また、中間期末配当金は従来計画の69円から83円に引き上げ、前年同期比35円の増配となる。なお、通期では業績・配当予想とも据え置いている。 <7004> 日立造 860 +32大幅反発。舶用原動機事業を分社化して新会社を設立し、今治造船が35%の資本参加をすること、連結子会社の日本プスネス保有全株式を今治造船へ譲渡することを発表している。船用原動機事業は赤字が続いていた事業でもあり、出資受け入れによるシナジー効果の創出を期待する動きが優勢に。また、日本プスネス売却の影響は限定的だが、事業の戦略と集中につながる動きでもあり、こちらもポジティブに捉えられているもよう。 <2492> インフォMT 423 +25大幅反発。Amazonが提供する法人・個人事業主向けEコマース「Amazonビジネス」とシステム連携すると発表した。今回の連携により、「Amazonビジネス」で発生した購買データを「BtoBプラットフォーム 請求書」で取得・処理することが可能となり、経理業務のデジタル化につながる。なお「Amazonビジネス」と電子請求書サービスの連携は今回が日本初となるようだ。22年内の提供開始を予定。 <6768> タムラ製 686 +43大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の8億円から16億円、前年同期比5.7倍に、通期では30億円から45億円、前期比2.9倍にそれぞれ引き上げた。産業機械、家電、エネルギー市場向けの電子部品、自動車向けの電子化学材料などが堅調に推移、工場の自動化推進や拠点再編による物流改善などで収益性も改善したようだ。上振れは想定線だが、修正幅の大きさが買いインパクトに。 <7552> ハピネット 1735 +165急伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の24億円から32億円、前年同期比23.1%増と、一転2ケタ増益見通しに引き上げ。「ポケモンカードゲーム」や「ONE PIECE カードゲーム」などのトレーディングカードが好調に推移したほか、運営するカプセル玩具ショップ「ガシャココ」の売上も拡大したもよう。第1四半期は減益決算であったため、想定以上の増益見通しと評価が優勢に。 <3333> あさひ 1315 +23切り返して反発。前日に上半期決算を発表。営業利益は42.6億円で前年同期比14.5%減となり、従来予想の56億円を下振った。市場規模縮小による自転車販売台数の減少、急激な円安と原材料費急騰による仕入価格の上昇が響いた。ただ、第1四半期も同18.8%減であったことから、下振れに大きなサプライズはない。6-8月期が同10%増と増益に転換していることもあり、短期的なあく抜け感などが優勢になった。 <1787> ナカボーテック 5150 +705ストップ高比例配分。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。23年3月期営業利益は従来予想の4.3億円から8.2億円、前期比22.8%減に引き上げ。主力の港湾事業における受注が堅調であるほか、地中事業の需要も回復しているもよう。第1四半期は赤字幅が大きく拡大していたため、大幅上方修正にはサプライズも。また、年間配当金も90円計画から160円にまで大幅に引き上げている。 <6227> AIメカテック 1459 +300ストップ高。投資ファンドのポラリスが220万3000株を売出、JUKI、並びに東応化<4186>が取得して、それぞれ19.56%を保有する大株主になると発表。JUKIとは現状の委託/受託業務の強化および拡大、協業機能拡大、技術力相互補完による協業などを進めていく。また、東応化からは半導体用・ディスプレイ用製造装置など各種プロセス機器の製造・販売子会社を取得。業績インパクトなども期待される形に。 <5216> 倉元 131 +16急伸。パワーデバイス市場で使用されるSiCウェハやSiCパーツの研削・研磨加工を開始するにあたり、フェローテックマテリアルテクノロジーズとの取引基本契約及び品質保証協定を締結したと発表。新分野での展開に対する期待につながった。また、「超精密加工・研磨技術を活かした次世代半導体事業への新展開」が事業再構築補助金に採択されたとも発表、23年12月期に補助金交付1億円を営業外収益に計上する見通し。 <6663> 太洋工業 469 +80ストップ高。鏡面研磨機事業において、新たな用途を開拓したと前日に発表している。リチウムイオン電池用のセパレータフィルムを製造する際に使用される、メッキロールの表面を研磨する用途を開拓し、受注獲得に成功しているもよう。リチウムイオン電池の市場は今後も拡大が期待されているなか、ロール径の大型化やロール全長の長尺化も進展していることで、今後の業績の柱への成長も期待されているようだ。 《ST》
関連銘柄 11件
1787 東証スタンダード
4,805
11/22 14:30
±0(0%)
時価総額 12,507百万円
電気防食工事、塗装防食、被覆防食工事等を手掛ける。港湾施設向けなどの港湾事業が主力。地中埋設施設、陸上施設向け等も。東京港フェリーふ頭桟橋補修工事などで実績。洋上風力発電分野、橋梁RC分野に注力。 記:2024/10/10
2492 東証プライム
288
11/22 15:30
+7(2.49%)
時価総額 74,716百万円
外食業界中心に、見積や受注、納品、請求、入金等のBtoBプラットフォームを提供。利用企業数は104万社超。FOOD事業は卸売企業向けサービスが順調。中期経営計画では26.12期売上高200億円目標。 記:2024/06/24
3333 東証プライム
1,525
11/22 15:30
+14(0.93%)
時価総額 40,018百万円
大型自転車専門店「サイクルベースあさひ」を全国展開。1949年創業。電動アシスト自転車専門店などコンセプトストアも展開。FC含む店舗数は530店舗超。シティサイクルの取り扱い開始でリユース事業の拡大図る。 記:2024/10/05
4186 東証プライム
3,468
11/22 15:30
+38(1.11%)
時価総額 443,210百万円
エレクトロニクス機能材料、高純度化学薬品の製造・販売を行う。半導体用フォトレジストで世界トップシェア。微細加工技術、高純度化技術などが強み。海外売上比率は8割超。電子材料分野の深耕及び開拓を推進。 記:2024/10/09
5216 東証スタンダード
238
11/22 15:30
-1(-0.42%)
時価総額 9,153百万円
ガラス基板加工メーカー。宮城県栗原市に本社。液晶パネル向けガラス基板加工事業が主力。石英ガラス加工等の半導体製造装置部品加工、不動産賃貸事業等も。25年2月にペロブスカイト太陽電池事業を開始予定。 記:2024/08/19
5334 東証プライム
4,823
11/22 15:30
-34(-0.7%)
時価総額 960,973百万円
自動車関連事業が主力。スパークプラグ、排気ガス浄化システム用酸素センサで世界トップシェア。半導体製造装置部品、酸素濃縮装置等も。自動車関連分野は高付加価値製品の拡販図る。30.3期売上7500億円目標。 記:2024/06/03
6227 東証スタンダード
2,399
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 14,905百万円
半導体パッケ-ジ製造装置、フラットパネル・ディスプレイ製造装置の開発、製造、販売などを行う。日立製作所からの新設分割によって2016年に誕生。JUKIと資本業務提携。光学製品向け投資などを積極化。 記:2024/08/09
6663 東証スタンダード
279
11/22 15:17
+2(0.72%)
時価総額 1,672百万円
フレキシブルプリント配線板の試作・開発等を行う。和歌山県和歌山市に本社。最終外観検査システム等のテストシステム事業、鏡面研磨機事業等も展開。テストシステム事業では新規市場・販路の開拓などに取り組む。 記:2024/08/10
6768 東証プライム
512
11/22 15:30
-2(-0.39%)
時価総額 42,379百万円
トランス、ゲートドライバ、昇圧リアクタ等の製造・販売を行う電子部品関連事業が柱。1924年創業。電子化学実装関連事業、情報機器関連事業も。エアコン向けリアクタで国内トップシェア。グローバル展開の強化図る。 記:2024/10/14
7004 東証プライム
958
11/22 15:30
+8(0.84%)
時価総額 163,066百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7552 東証プライム
3,910
11/22 15:30
-50(-1.26%)
時価総額 94,036百万円
大手玩具卸。映像や音楽、ビデオゲーム、アミューズメント関連の商材を扱う。バンダイナムコが大株主。トレカや専門店増のカプセルトイが好調。映像音楽事業は収益伸長。ソニーと映像の包括ライセンス契約。配当性向4割。 記:2024/09/18