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日電波、タムラ製、セグエなど

2022/8/25 16:09 FISCO
<8227> しまむら 12900 +200続伸。SMBC日興証券は投資判断「1」を継続で、目標株価を13400円から13700円に引き上げている。天候要因が目先はややマイナスになる可能性もあるが、新体制でのポジティブな変化も起きていることから、前年ハードルを乗り越える可能性もあるとしている。PER水準は低位で下値余地は限定的であり、業績の蓋然性など相対的な魅力で再評価の可能性もあるとみているようだ。 <3968> セグエ 678 +57大幅続伸。後場に入って上げ幅を広げる動き。タイでセキュリティ・ITインフラ製品の販売やメンテナンスサービス事業を営むISS Resolutionの株式を取得し、子会社化することを決議したと本日発表している。12月に株式の48%を取得、取得価額は明らかにされていない。同タイ企業は赤字が続いているものの、同社にとっては海外進出の第一歩を踏み出すことになり、業容拡大を期待する動きが優勢に。 <7912> 大日印 2911 -73大幅反落。野村證券は投資判断「Buy」を継続ながら、目標株価を4290円から3750円に引き下げている。第2四半期以降にディスプレイ関連の売上減を予想し、来期にかけては半導体関連もピークアウトすると見込むことから、24年3月期営業利益予想を下方修正している。従来予想は732億円であったが、前期比横ばいの680億円にまで減額へ。株価が高値圏にあったことで利食い売りも誘われる形に。 <5631> 日製鋼所 3200 +185大幅続伸。原発政策推進への期待から、前日より同社を含めて原発関連が賑わう展開になっている。前日、岸田首相が次世代型の原子力発電所について開発・建設を検討するよう正式に指示を行っている。原子炉の圧力容器部品の供給を一手に担っているとされる同社にとっては、原発投資の拡大によるメリットは大きいとの見方が先行。株価が安値圏にあるなかリバウンド余地の大きさなども意識されているようだ。 <6768> タムラ製 751 +73急伸。パワー半導体の量産を開始すると報じられており、これが材料視されている。24年に月数万個の規模で生産を開始し、27年には月約6000万個に生産能力を引き上げるもよう。パワー半導体は車や家電などに幅広く使われるが、半導体のなかでは日本勢がなお強みを持つ分野となっている。今後のEV市場の拡大とともに、業績成長を牽引していくものと期待が高まっているようだ。 <3687> Fスターズ 1294 +102大幅続伸で高値更新。岩井コスモ証券では投資判断を新規に「A」、目標株価を1600円としている。自動運転やロボットなど、大量データの高速処理を必要とする製品やサービスの開発増加を追い風に、中期的な成長が期待できる企業として注目としている。22年9月期は3期ぶりの増収増益を予想し、23年9月期も5割の営業増益を予想している。 <8596> 九州リース 615 +8商いも伴い続伸。第1四半期2ケタ増収増益決算を受け、その後の株価は上値追い基調を強めていたが、前日には最終損益の上方修正を発表、一段と上昇幅が広がる展開に。SKライフサポートによるシノケングループの公開買付けが成立し、保有するシノケン株の全てを売却することで、投資有価証券売却益3,016百万円が特別利益へ計上される見込みとしている。通期純利益は従来予想の22億円から43億円に引き上げ。 <6779> 日電波 1559 +171急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を2200円から2400円に引き上げている。円安に加え、足下の事業環境変化もプラス材料として織り込み、業績予想を上方修正している。中国ロックダウンに伴う自動車減産 、サプライチェーン混乱の影響などを乗り切り、今後の見通しは良化としている。23年3月期営業利益は従来予想の55億円から65億円にまで引き上げ。 <4109> ステラケミファ 2859 +163大幅続伸。前日に自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の4.0%に当たる50万株、17億円を取得上限としており、取得期間は8月25日から23年3月24日まで。高水準の自社株買いに伴う需給の改善期待が高まる展開になっているようだ。資本効率の向上および株主還元の強化を目的とした機動的な資本政策の遂行を可能にすることを取得目的としている。 <3038> 神戸物産 3715 -195大幅続落。前日に7月の月次動向を発表している。単体売上高は前年同月比11.4%増となったが、経常利益は同14.8%減と5カ月ぶりのマイナスに転じている。減益要因は、為替関連の評価損が計上されたことが主因で、一過性な要素は強い。ただ、売上総利益の増益率も22年10月期に入ってからは最も低水準であり、円安や原材料費上昇の影響が強まりつつあるとの見方も優勢に。 《ST》
関連銘柄 10件
3038 東証プライム
3,580
11/22 15:30
+29(0.82%)
時価総額 979,488百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
3687 東証プライム
1,660
11/22 15:30
-33(-1.95%)
時価総額 55,834百万円
画像処理アルゴリズム開発、自動車向けソフトウェア開発等を手掛けるSolution事業が主力。キオクシア、トヨタグループ等が主要取引先。SaaS事業も。Solution事業は高速化サービス中心に需要旺盛。 記:2024/07/29
3968 東証プライム
624
11/22 15:30
+10(1.63%)
時価総額 21,253百万円
セキュリティ製品やITインフラ製品の販売等を行うソリューションプロダクト事業、ITシステムの設計・構築等を行うソリューションサービス事業を展開。海外ビジネスの確立などに注力。26.12期260億円目標。 記:2024/10/11
4109 東証プライム
3,845
11/22 15:30
-25(-0.65%)
時価総額 50,804百万円
超高純度フッ化水素酸やリチウムイオン電池用添加剤、蛍光体関連材料などの高純度薬品事業が柱。半導体用高純度薬液で世界シェアトップクラス。総還元性向100%目標。25.3期は濃縮ホウ素の販売拡大見込む。 記:2024/07/08
5631 東証プライム
6,486
11/22 15:30
-22(-0.34%)
時価総額 482,617百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6768 東証プライム
512
11/22 15:30
-2(-0.39%)
時価総額 42,379百万円
トランス、ゲートドライバ、昇圧リアクタ等の製造・販売を行う電子部品関連事業が柱。1924年創業。電子化学実装関連事業、情報機器関連事業も。エアコン向けリアクタで国内トップシェア。グローバル展開の強化図る。 記:2024/10/14
6779 東証プライム
967
11/22 15:30
+9(0.94%)
時価総額 22,366百万円
大手水晶デバイスメーカー。水晶振動子や水晶発振器、応用機器,人工水晶等を手掛ける。車載向け水晶デバイスで世界トップシェア。海外売上比率が高い。車載市場では先進運転支援システム向けを中心に需要が増加。 記:2024/06/11
7912 東証プライム
2,331.5
11/22 15:30
+5(0.21%)
時価総額 1,292,772百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
8227 東証プライム
7,969
11/22 15:30
+308(4.02%)
時価総額 588,327百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24
8596 東証スタンダード
1,070
11/22 15:30
+5(0.47%)
時価総額 27,769百万円
九州最大のリース会社。機械設備等のリース・割賦販売、不動産賃貸・販売等の不動産事業が柱。法人向け融資等も。西日本FHの持分法適用関連会社。工作機械、産業機械の取り組みを強化。27.3期純利益40億円目標。 記:2024/08/12